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  • Shino Nishikawa

すべらない話『神仏好きな嫁2』

すべらない話『神仏好きな嫁2』

「ええと、じゃあ、また僕の神仏好きな嫁の話をします。家族で、この前、山の動物園に行った時に、3才の次男が『トイレ行きたい。』と。山の動物園なんで、人がいないんですよ。だから、『茂みでしなさい。』と言うと、嫁が『絶対そういうのはあかん。邪気がつくから。』と言って、嫁が遠くのトイレまで連れて行ったんですよ。

『なんで?俺、子供の時、よく外でしていたよ。』『私も子供の頃は、そういう事をした事あるけど、自分の息子にはそういう事をさせたくないんや。』『ああ、そうなんや。』

そうしたら、嫁が『私が外でトイレしたのは、小学校5年生の頃まで。』『いや、それは遅いんじゃないですか?』『でも、その時は、おばあちゃんが危篤で辛い時だったんや。』と。『まぁ、それは仕方ないな。』とにかく、動物園を楽しもうという事で、山の動物園を楽しんでいたんですけど、動物たちは子供好きで、子供には顔を向けるんですけど、僕の方には全然見向きもしないんですよ。『ああ~俺の方は見ないな。』すると嫁が、『動物園というのは、この世の物だけど、この世の物ではないんや。』『それはどういう事なんですか?』『動物園の動物っていうのは、亡くなった人間の御霊がやっているものなんです。ですから、人間の御霊は、邪気のない子供を笑わせることによって、綺麗になるものだから、御霊の動物たちは必死で子供を喜ばせている。』と。『いや、それは、新しい考えですから、発表したらいいんじゃないですか?』と聞くと、『その事についてはまだ検討中。』だという事なんです。

僕の嫁が、どんどんすごい霊能者になってきてしまっているんですよ。だから、僕も、もしかしたら、芸人をやめて、嫁のサポート一本にしぼらないといけないかもしれないです。」

#すべらない話

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