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  • Shino Nishikawa

すべらない話『高校生の甥っ子』

すべらない話『高校生の甥っ子』

「はい、僕の高校生の甥っ子の純希君の話をしたいと思います。僕が姉の家に遊びに行った時に、純希君が、『おじちゃん、俺のクラスの三輪って男知ってる?』『いや、知らないよ。おじちゃんは純希君の友達には会った事ないからね。』『じゃあ今度ミワに会ってみな。あいつの肘鉄めっちゃ痛いから。』『いや、でも、おじちゃんも一応芸能人だから、純希君の友達とは関われないよ。』と言って、その場では純希君も納得したんですけど、数日後、純希君から電話がきたんですよ。

『おじちゃん、ミワが高校で大暴れして大変や。ミワが怖くて、誰も手だしできん。女子も男子もミワの言いなりや。このままじゃ、高校がいけんことになる。お願いだから、おじちゃん、ミワに会いにきて。』

まぁ、高校が大変な事になっているというわけですから、少しでも僕がお手伝いできればいいと思って、純希君と約束した放課後の時間に、許可をとって、高校に行ったんですよ。すると、純希君が、ミワさんの手を引いてきて、

『おじちゃん、この人がミワさんや!』それで、ミワさんの方も、『どうもよろしくお願いします。』みたいな感じで、そんなに悪そうじゃないんですよ。

ミワさんが行った後に、『純希君さ、ミワさんと仲良くできてるじゃん。』と言うと、純希君が、『いや、仲良くしているふりや。アイツは全然ダメ。アイツが暴れても誰も口出しできん。』『どうして誰も口出しできないの?』

『アイツは、サザンのメンバーの親戚なんや。だから、おじちゃんも口出しできんようになる。もしも、ミワがこれ以上悪くなれば、俺は警察に通報するつもりや。』

『いや、純希君。友達の事を絶対に、警察に通報したらいけないよ。』と伝えて、その場では、純希君も分かったという事だったんですけど、もしかしたら、またミワさんの様子を見に行ってあげないといけないかもしれないです。」


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