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  • Shino Nishikawa

コント 女優ペニイへのインタビュー

コント 大女優ペニイへのインタビュー

「僕の名前は、ジョージ・ウォルトマート。ファッション誌で、ライターをしている。

今日は、スペイン出身の女優、ペニイへのインタビューするため、地中海レストランに来た。」


「こんにちは。ライターのジョージ・ウォルトマートです。ペニイさん、今日はよろしくお願いします。」

「どうも。‥注文をしてもいいかしら?」

「どうぞ。」


ペニイは、ウェイターを呼び、スペイン語で注文をした。


「えっと、僕は、本日のランチプレートをお願いします。」


「ペニイさん、新作映画がついに公開ですね。今回の映画の見どころを教えてください。」

「そうね‥。見どころはないわ。」

「え?」

「ああ、私が演じたポニーは、想像していた役じゃなかった。私はヒューマニズムを見せたいわけじゃないの。私には、もっと見せたい物がある。」

「そうですか‥。今までの出演作で、一番、お気に入りの映画はなんですか?」

「抱擁のカイロよ。あれは、一番の思い出ね。‥ああ、私は演技だと割り切っていたけど、相手役のジャクソンがそうじゃなかったの。私の実家まで、会いにきたわ。‥それで、母に、こっぴどく叱られたの。」

「それは、大変でしたね。」


「ええ。私は、初めての主演作は、ポルノだった。その日、家族に黙って家を出たの。

‥あの映画に出たのは失敗だったわ。アメリカで、初めて、高級レストランに入ったの。

それで、相手役のジョニーから、『この料理気に入ったか?』と聞かれて、私はこう答えたの。『紙に包んで、スペインの家族に持って帰るわ。』みんな大笑いしていた。」

「ポルノに出たのは大変でしたね。」

「ええ。その後、ジョニーが、今晩どうだいと‥。もちろん断った。私のようになれなければ、ポルノに出るのは無理。病気で早死にする。」

「ポルノに出演したことを、家族はなんと言いましたか?」

「叱られるのを恐れていたけど、何も言ってこなかった。寝たきりの祖父に、一度裸を見せたわ。でも、求めてなかった。」

「それはもちろんです。お爺様は、あなたを女性としては見ていないはずだ。」

「ええ、そうね。」

僕たちの下に、料理が運ばれてきた。

「うわぁ、美味しそうだ。」


しかし、ペニイは、スペイン語で怒り始めた。

「どうしたんですか?」

「料理が間違ってる。カタツムリなんて、頼んでいないわ。」


ウェイターが笑顔で料理を運んできた。

「ありがとう、これ、チップよ。」


「それで、このインタビューのギャラはいくらでしたっけ?」

「5ドルです。」

「一体、何のつもり?!私は、たった二言の役で、SATCに出たわ。それで、クレジットには、上から10番に、名前が入っていた。もらったギャラは、たった二言で、10億ドルよ。」

「すみません。5ドルというのは、一文字で5ドルという意味です。」

「ああ、そう。それなら、まだ安心ね。」

「ペニイさんの写真を撮ってもよろしいですか?」

「食べている時はやめて。」

「すみません。」

「いいの。」


「失礼な質問かもしれませんが、ペニイさんは今まで何人とお付き合いをしましたか?」

「その質問は、それほど失礼な質問ではないわ。私の恋人の数?それとも‥?」

「今までにいた恋人の数です。」

「それなら1人よ。別れた旦那だけ。でも今は、私は若い男と付き合っている。恋人と呼べるかどうか。」

「そうでしたか。でも、ペニイさんが幸せなら、良いと思います。」

「ええ、ありがとう。」

ペニイさんへのインタビューは無事に終わった。

レストラン代は、2人で30万円。ペニイさんへのギャラは、500万円となった。

しかし、このインタビューはラッキーエンドだった。

僕は、ペニイさんから、サインをもらえたのだ。

#コント

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