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  • Shino Nishikawa

多久さんの事件簿【ひと段落】60

多久さんの事件簿【ひと段落】60

多久はマロとリンチルと別の高校に通っていた。なんとなく前世の記憶がまだある。そんな中での高校は嫌だったが、良い未来を歩むにはがんばるしかない。高校を中退すると、本当に苦労をするので、高校だけはしっかりと卒業するべきだ。


「俺、○○ちゃん狙いでいくー。」

友達が聞こえるように言った時、胃が重かった。こういう台詞が、少女漫画では魅力的に描かれている。

「お前、自主学習の時、○○ちゃんに話しかけてただろ。」

友達が詰め寄ってきた時は汗が出た。僕は何もしていない。高校の頃は、女子に嫌な思いをさせて、ストレスを発散させたいものだ。でも、それは最悪である。


バスケの世界に入ってからも、プロにはのぼれなかった。

バスケの練習の帰りによったコンビニ店員の女の子を気に入り、ごひいきにしてしまった。

でも、よく考えるといけない子供だった。酷い事をした。


プロにはなれなかったが、超能力者としてラジオに出る機会にめぐまれた。

ラジオ局の人がリハーサルを見て、すぐにOKをくれた。喋り方や言葉遣いを見たと思う。「うーん、ここちょっと直そうか?」

ラジオ局の人は業界人っぽく、お洒落に注意をしてくれる。

でも、何度やってもできなければ、ぶち切れされるだろう。

テレビやラジオで使われる言葉遣いは、よくテレビやラジオを聴く事と、悪い恋をする事で勉強できる。悪い恋をすると、元恋人が使っていた言葉遣いを嫌がるようになるので、どんどんよくなる。

悪い恋で自分が経験した事をドラマに書いてもいい。とても良いドラマに仕上がるだろう。しかし、コマーシャルやバラエティー番組で使うのはよくないと思う。


30年ほど前に、今でも超人気である青春映画が発表された。

その原作者は僕よりずっと若かった。何をしたのかはわからないが、悪の呪いを使ったのだ。超危険な賭けだった。

原作者の女性は朦朧とした時間を過ごして、書いてもいない小説が用意された。

でも、最高の映画だったと思う。



多久の友達がどんどんお父さんになっていく。

「彼女が妊娠して。」

「へぇ‥。」

多久は少し息を飲んだ。


父親が定年になるまでは苦労すると聞く。

父が定年の頃に、子供は心から尊敬して、感謝するものだ。

多久の父は29才で父親になった。

だから、30代で父の事でピリピリする必要がない。

20代は大変だった。一番懸けていたバスケでもプロになれないほどだったのだ。

でも、29才は初めて親になるのに良い年齢だと思う。

もっと遅くても良い。遅ければ遅いほど、子供の負担は軽くすむ。

親にお金があればの話だが‥。


心の中で、悪魔のささやきがする。それをどう乗り越えていくかは自分次第だ。

誰にでも、心に悪魔は潜んでいる。

僕はいつでも別の誰かを演じて、追い払っている。


行きたい外国はあるかどうか?どうしても行きたいなら、お祈りしてもよいと思う。豪華な旅をお望みなら、神様に祈っていい。

そういう自分の望みを叶えると、人生もうまくいくようになるものだ。

旅行に行きまくるのはよくないと思うが、行きたい場所に行くのは良い事だ。



多久さんの事件簿はまだまだ続いていく。

これからはしっかりとやりたい。

#多久さんの事件簿

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