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  • Shino Nishikawa

絵本シリーズ 2020 20話

2020 絵本シリーズ 20話


クリスマスの魔法

世界のどこかの空の上に、今日も不思議な雲が浮いています。

その雲の上には、小人や妖精たちが暮らす国があるのです。


12月がやってきました。もうすぐクリスマスの魔法がやってきます。

小人や妖精たちは、人間を幸せにする仕事をしなければなりません。

家から出て、空を見上げました。クリスマスの魔法は、空から舞い降りてくるからです。

それぞれの手に、不思議な言葉が舞い降りてきました。誰を幸せにすればよいのか書いてあります。さっそく、小人と妖精たちは、人間の世界に降り、幸せにする人を見守る事にしました。


小人のジャックは、17才の男の子ディックを幸せにする事になりました。

今年のディックは不幸でした。大好きだったおばあちゃんが亡くなった上に、お父さんまでもが病気で倒れたのです。そして、心を変えてしまったディックは、悪い女の子たちと泥棒をしてしまいました。ディックは心の病気になり、学校へも行っていません。

ジャックは、ベッドで休むディックを見て、胸を抑えました。

ジャックは外に出て、クリスマスの魔法に、どうすればよいのかたずねました。

『人生の神様の下へ行きなさい。』

空から不思議な手が伸びて、ジャックを持ち上げ、人生の神様の雲まで連れて行きました。

「あの‥僕、ジャックといいます。クリスマスまでに、ディックを幸せにしなければならないんです。お願いです、人生の神様、僕に力を貸してください。」

人生の神様は微笑み、ジャックに癒しの光をくれました。


ジャックは地上に戻ると、ディックの家まで走りました。死者は戻りません。でも、お父さんを治す事はできます。ベッドで苦しむお父さんの上に、癒しの光を落としました。

すると、お父さんは苦しむのをやめ、元気な顔になったのです。

ジャックの手には、まだ光が残っています。ジャックは、ディックにも光を落としました。

すると、ディックの目には、希望が見えたのです。それは、将来、スポーツ選手として活躍する自分の姿でした。癒しの光はディックの心だけでなく、体にも力を与えました。

ディックは元気になり、幸せに戻ったのです。



妖精のスコールは、リスの姿をしています。スコールは、悪い恋をしたために傷ついてしまった23才のマリエを幸せにする事になりました。

スコールが見に行くと、マリエは、芸能人のスキャンダルを見て、落ち込んでいました。

『その人の事が好きなの?』

スコールの姿は、マリエには見えません。マリエは悲しい顔のままです。

スコールは計算機を出して、占ってみました。

『ほら。』

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『この人はちがうな。』

スコールは計算を続けました。ピク、スコールの耳が動きました。

スコールは外に出て、クリスマスの魔法に尋ねてみる事にしました。

『美の女神の下に行きなさい。』

空から不思議な手が伸び、スコールは持ち上げられました。

不思議な雲の上に、美しい女神がいました。

「美の女神様、お願いします。マリエを幸せにする力をください。」

美の女神は微笑み、スコールに美の光をくれました。


スコールは急いでマリエの下に戻り、マリエの顔に光を押し当てました。

すると、どうでしょう。悪い恋で醜くなっていたマリエの顔が、つやつやと輝きだしたのです。

『この魔法はきっと消えないよ。君は幸せになれるだろう。』

マリエは不思議そうな顔で、鏡を見ています。

『悪い恋をやめるのを見守ってあげるよ。』

スコールは、マリエが悪い恋をやめるまで、見守る事にしました。



小鳥の妖精、メアリーとクロエは、50才の男ワトソンさんを助ける事になりました。

ワトソンさんは独り身です。毎日、一人寂しくお酒ばかり飲んでいます。

『ワトソンさん、何かしてみたい事あるの?』

「歌手になりたいんだけど、もうこの年じゃ、無理だよね。」

『そんな事ないわ。でも、ちょっと待ってね。』

メアリーとクロエは、外に出て、クリスマスの魔法に聞いてみました。

『芸術の神様の下へ行きなさい。』

すると、空から不思議な手が伸び、メアリーとクロエを、芸術の神様の所へ連れて行きました。

芸術の神様は、不思議な雲の上で、演劇の脚本を書いていました。

「芸術の神様、お願いします。ワトソンさんを幸せにしてあげてください。」

「よし、分かった。一緒に、ワトソンさんの所へ行ってあげよう。」


ワトソンさんの家についた芸術の神様は、ワトソンに会いました。

「ワトソンさん、これからも長く生きたら、君が生まれ変わって世界に戻ってきた時に、僕が必ず、君に歌でも、演劇でも、好きな仕事を与えてあげよう。でも今は無理だ。

だから、それ以外に、何か欲しい物はあるかい?」

「じゃあ、家族が欲しいです。」

「分かった。」


クリスマスイブの晩、メアリーとクロエは、ワトソンさんに家族を運びました。

クリスマスの朝、ワトソンさんが目を覚ますと、なんと3つ子の男の子が眠っていたのです。これからいろいろと大変になりますが、ワトソンさんはきっと幸せになるでしょう。


小人や妖精たちは、全ての人間を助けられるわけではありません。

ですから、皆さんも空を見上げて、クリスマスの魔法に、自分の幸せについてたずねてみてください。


神様はどこかにいます。

苦しい時は、『助けてください。』『守ってください。』と心の中で唱え続けるか、願い事を言う事です。



祈りの魔法

街の小学校の3年1組は、とても仲の良いクラスでした。そのクラスのシシト、カネちゃん、ヒナノは同じ保育園出身です。カネちゃんはとても可愛いので、シシトは少しだけカネちゃんの事が好きでした。カネちゃんは何があっても決して泣かないのです。とても強い女の子でした。ヒナノはすぐに泣いてしまいます。だから、カネちゃんの事をすごいと思っていました。


4年生になると、担任の先生が変わりました。とても恐い鬼塚先生です。みんなにとても酷い言い方をしたので、楽しかった学校が怖い場所になってしまいました。だから、シシトは、みんなを励ますために、元気に振る舞いました。

この頃からです。シシトは子供なのに、大聖人と呼ばれるようになりました。

恐ろしい学校生活から逃れるために、11才のシシトは、神様について勉強するようになりました。キリスト教もイスラム教も全て好きでした。でも、シシトの家は、仏教徒です。シシトは熱心に般若心経を唱えました。


5年生の時、カネちゃんの家が新しくなることになりました。シシトもヒナノも古い家に住んでいましたが、カネちゃんが幸せに暮らす事を喜びました。家を建てる間、カネちゃんは、ヒナノの家の近くのマンションで暮らす事になり、ヒナノは、カネちゃんと一緒に学校から帰ることを喜びました。


6年生の時、カネちゃんの家が完成しました。カネちゃんはとても嬉しそうです。

でも、カネちゃんの家を見に行った子が、青い顔をしていました。

シシトは思いました。

「どうしてだろう?せっかく、カネちゃんが、良い家に暮らす事になったのに。」


シシトと、ひなのと、他の友達で、カネちゃんの家を見に行きました。

それはそれは、見た事もないピンク色のお城でした。驚いた子供たちは息を飲みました。

その上、お城は、鬼塚先生の小さくて古い家の目の前にあったのです。

それ以来、子供たちは自分の普通の家に帰るのが嫌になり、夜はぶるぶると震えるようになってしまいました。


それでも、シシトは大聖人です。夢の中で、女神様が声をかけました。

「シシト、あなたが、みんなを導きなさい。」

「うん、でも、どうすればいいの?」

「とにかく祈る事よ。」


シシトは、般若心経と絵本に書いてあった祈りの方法をやる事にしました。

『助けてください。』とか、『守ってください。』という言葉を心の中で唱え続けるのです。すると、少しは気が晴れました。

一人でカネちゃんの家を見に行った時に、恐そうな男の人が、シシトに声をかけました。

シシトは『守ってください。』と心の中で唱えました。すると、「逃げろ。」という声が心の中に聞こえたのです。

シシトは走って逃げ、家につくと、周りを見回しました。

「さっきのは誰だろう?」


シシトは不思議な気分で、夜、眠りにつきました。

すると、夢にまた、女神様が現れ、シシトに言いました。

「今日、あなたを助けてくれたのは、空気の魔法よ。空気には魔法があるの。世界には不思議がたくさん隠れているわ。それを全て知っているのは、空気の魔法よ。あなたが祈れば、必ず、空気の魔法が答えてくれるわ。」


「そうだったんだ。」

「安心しなさい。でも、頑張らなきゃダメよ。」

「わかった。」



シシトは強い心を持てるようになり、それは周りにも波動しました。

みんな、カネちゃんの事を気にしないように頑張り、小学校を卒業したのです。


中学でも、シシトと、ひなのと、カネちゃんは一緒でした。

ひなのは、本当にカネちゃんの事が嫌でした。でも、ある日、カネちゃんの可哀想な事を聞きました。日本一の豪邸に住んでいるカネちゃんは、王様のパーティーに呼ばれましたが、一番後ろに並ばされたのです。王様は、カネちゃんの家に自分の強さを見せつけたのでした。カネちゃんのお父さんは、悪い事をしてお金を儲けていました。本当は、カネちゃんは可哀想な子でした。でも、王様は、可哀想な子供のカネちゃんさえも、悪者として扱ったのです。



ひなのは、神様に祈りました。ひなのは自分の幸せをカネちゃんにあげてほしいと祈りました。

すると、ひなのの夢に、女神様が現れて言いました。

「ひなのちゃん、自分の幸せを他人にあげるように祈るのは間違ったやり方よ。まず、自分の幸せを祈った上で、他人の幸せを祈るのです。」

「分かりました。」

「空気には魔法があるわ。それを信じぬくと、あなたの大きな願い事が叶うようになるでしょう。」



中学を卒業すると、ひなのは、シシトとカネちゃんとは別の高校に行きました。

シシトとカネちゃんは同じ高校です。

カネちゃんのお城は、街の災いのような物でした。シシトは、強くなって、カネちゃんの事を変えてやりたいと思いました。

シシトは、空気の魔法を信じぬき、トレーニングをして、強くなりました。

空気の魔法を信じぬくという事は、願掛けができるようになるという事です。

それはとても難しい事ですが、シシトはできます。

大きな夢を叶えるためには、必要なのです。


大人になったカネちゃんが恋をした相手は、貧乏人でした。カネちゃんは失恋をし、自分で体を傷つけてしまいました。

もしも、シシトが、カネちゃんに願掛けのやり方を教えたとしても、カネちゃんは夢を叶えるためではなく、自分でつけた傷を消すために使わなければなりません。

それはとても可愛そうな事でした。


大人になったひなのも願掛けのやり方が分かるようになりました。

ひなのは家を大切にし、とても綺麗になりました。

ひなのは幸せになり、シシトは大きな夢を叶える事でしょう。


カネちゃんのお城は、まだ松本にあります。

これからも、頑張らないといけません。

祈りの魔法と共に。



葵ちゃんの物語

27才の葵ちゃんは、ハジアという大都市に住んでいました。その頃のハジアでは、結婚が何より大切で、みんな急いで結婚していました。確かに、結婚は大切な事です。でも、相手を無理に見つける事はいけません。いつか大切な人と結ばれる事を神様にお祈りするのが良いのです。


葵ちゃんは、ハジアでかっこいい大人になりたかったので、結婚をしたくありませんでした。27才の女性で、ハジアで独身だったのが、なんと葵ちゃんだけだったのです。

葵ちゃんは嫉妬されるようになりました。

そして、葵ちゃんは、いじわるな友達に旅行に誘われ、事故にあわされたのです。

なんとか一命をとりとめましたが、葵ちゃんは、一生重い障害が残ってしまいました。


ハジアという大都市が大好きな葵ちゃんでしたが、今は一人でトイレに行く事もできません。実家で両親と、お兄さんの家族と一緒に暮らす事になりました。

葵ちゃんは最初のうちは泣きました。体が動かない事はもちろんですが、両親は明るい色の服ばかり買ってくるのが嫌だったのです。葵ちゃんは、ハジアで来ていたような紺のスーツや黒い服が着たいと思いました。

それでも、お兄さんの子供である志穂ちゃんと明菜ちゃんの声を聞くうちに、だんだん元気になりました。

葵ちゃんの事が好きだった男の人も、葵ちゃんのために祈り、葵ちゃんは30才までの命と言われていましたが、寿命はどんどん延びました。

葵ちゃんは、週に何度かデーサービスに行き、それ以外の時間は、絵を描いたり、本を読んだり、勉強をして過ごしました。

葵ちゃんが40才の時、志穂ちゃんが、ハジアの専門学校に進学する事になりました。

でも、優しい葵ちゃんは何も言いません。

志穂ちゃんは、ハジアで2年過ごすと、葵ちゃんが暮らす家に戻ってきました。


しかし、今度は、明菜ちゃんが、ハジアに行く事になってしまいました。

志穂ちゃんは、葵ちゃんに美味しい料理を作って喜ばせましたが、明菜ちゃんは何年たっても、ハジアから戻りませんでした。

葵ちゃんの命は、何度寿命を迎えても、どんどん伸びていきました。もう一度、明菜ちゃんと一緒に暮らしたかったのです。


しかし、葵ちゃんの体は悪くなる一方です。もう次の世界に行かなければなりません。

寿命で死を迎える日だという事を知らせる天使のメッセージはいくつかあります。

鐘がなる事、夜、妖精たちが歌を歌いに来る事、また闇の音楽‥です。

いろいろなメッセージで、葵ちゃんに寿命の日を知らせましたが、葵ちゃんは強く断りました。寿命を迎える日が来たという事は、本人にとっても、生きる事が難しいという意味です。葵ちゃんは生きる事が難しくても、明菜ちゃんともう一度、一緒に暮らしたかったのです。


しかし、ハジアの虜になった明菜ちゃんは帰ってきません。


51才の時、葵ちゃんはついに死ぬ事になってしまいました。

天照大御神様が迎えに来たのです。

これは、神様の秘密なのですが、51才まで一度も結婚しなかった女性は、葵ちゃんだけでした。

葵ちゃんは一筋の涙をこぼしました。それは、今まで、自分のお世話をしてくれた85才のお母さんへの感謝の気持ちと、明菜ちゃんと一緒に暮らせなかった事への切なさです。

でも、天照大御神様は優しい方です。明菜ちゃんの事も想っていました。


葵ちゃんは気づくと、大きなベッドで寝ていました。

先に亡くなったお父さんが来て、「もう少し寝ていなさい。」と葵ちゃんに言いました。

葵ちゃんは安心して、眠れました。


本当はまだ寝ていたいのですが、起こされる日が来ます。葵ちゃんは別の世界に行かなければなりません。それには、三途の川を渡ることになります。

しかし、葵ちゃんは、お母さんよりも先に亡くなったので、賽の河原で石を積まなければなりません。葵ちゃんが石を積んでいると、奪衣婆さんが来て言いました。

「葵はそれくらいでいい。」

「え‥。」

葵ちゃんはびっくりして、奪衣婆さんを見ました。奪衣婆さんと懸衣翁様は、とても恐ろしいと聞いていたからです。


懸衣翁様は言いました。

「何をぼんやり見つめている?何か心残りがあるのかい?」

「ええと‥。」

葵ちゃんは口を閉ざしました。

奪衣婆さんが言いました。

「明菜の事かい?お前のせいじゃないさ。あの子は、ハジアに染まったんだ。ハジアは良い子の事も、悪く変えてしまうんだよ。」

懸衣翁様も言いました。

「ハジアの謎はたくさんある。なんせ、人がいっぱいいるんじゃ。一番は、ハジアで暮らせば、大切な人の命を失う危険がある事だ。でも、ハジアでは、大切な人が誰なのかも忘れてしまうけどな。」


葵ちゃんは、口を開きました。

「あの、明菜ちゃんを幸せにしてあげてください!」

「もちろんさ。俺たちの方からも、神様に頼んでおくよ。」

「ありがとうございます。。」


「ちょうど、葵がお前を迎えに来たよ。」

奪衣婆さんが言いました。


『葵。』

「誰?」

『元気だったころの葵よ。』

霊はそう言い、葵の体に入りました。

葵はようやく、自由に動ける体に戻ったのです。


「葵、元気で。」

「もう二度と、ここではお前には会わないからね。」


「ありがとう、お爺さん、お婆さん。」

葵は感謝し、次の世界へと渡り始めました。


天照大御神様は、明菜に光を落としました。

明菜は、ようやくハジアから出る事を決めたのです。

必ず幸せに生きられます。ハジアにいなくても。


有名人もたくさん住んでいるハジアという大都市。

みんな、大切な人を奪われているのです。

もしくは、大切な人が、ハジア以外の場所に住んでいるのです。


その事にハジアの人は気づきません。

謎が一つ一つ解けるたびに、秘密はどんどん崩れるのです。


神様は『辛い時でも笑う事』を一番に教えてくれます。

どんな時も笑う事ができれば、どんなに秘密が崩れても、平気でいられるでしょう。



5つの呪文~リトルチムニーの物語~

60年前の事です。リリーは黒人の貧困女性で、テントで暮らしていました。リリーには夫と幼い息子がいますが、家族全員HIVという病気でした。

ある日、テレビ局の人が貧困の黒人たちを撮影しに来たので、リリーは嬉しくなり、息子を抱いて微笑みました。

あとで、テレビを見せてもらいましたが、ちっとも綺麗には映っていませんでした。

リリーは泣き、もっと美しくなりたいと思いました。

リリーは努力するようになりましたが、ある日、HIVが原因で命を落としてしまいます。


生まれ変わったリリーは、今度は白人でしたが、もう40才でした。可愛い息子に会いたいと思いましたが、電話番号が分かりません。自分がどこに住んでいたのか、思い出せなかったのです。

でも、40才のリリーには家がありました。優しい主人も、賢い犬もいます。

ぼんやりとした記憶の中で、前の旦那との仲がうまくいっていなかった事を思い出しました。

テレビで、歌手が歌って踊っているのを見て、自分もああなりたいと思うようになりました。

でも、40才のリリーには難しい事です。リリーは、星の女神様にお願いをしました。

「お願いです、私をもっと美しくして、歌と踊りの魔法を授けてください。」


夜、星の女神様が現れて言いました。

『今は歌手になれなくても、あなたが今の自分のままで、輝いて生きていけば、次の人生で必ず、歌と踊りの魔法をあげましょう。』

「ありがとうございます。でも、今回はダメなんですか?」

『そう。世界のステージに立つのは難しい事よ。いくつもの人生を生き抜いて、立てるようになるの。』

「そうだったんだ。わかりました。」

『リリー、人に親切にしなさい。それから、辛い事があった時は、祈る事を忘れないで。

迷った時は、どうすればいいですか?と心の中で、神に聞いてみなさい。』

「神様はいつでも私の事を見ているの?」

『もちろん。でも、それは神様だけじゃない。世界のどこにでも魔法があるの。祈れば、魔法があなたを包むでしょう。

5つの呪文を教えてあげるわ。

助けてください。

守ってください。

導いてください。

幸せにしてください。

させてください。

苦しい時には、どれかを選んで、心の中で唱え続ける事で、あなたのそばに魔法がきてくれるわ。』


その晩、リリーは安心して眠りました。


それからというもの、リリーは頑張って生き、年をとってからも、歌とダンスの練習をしました。そして、77才の誕生日、リリーは22才に若返ったのです。

リリーは、世界的歌姫になりました。



ミーアという黒人女性がいました。ミーアもリリーと同じように、歌手になるために、人生を生き抜いてきていました。

良い歌手になるためには、少しだけ苦しい状況に身を置き、生活をしなければなりません。苦しい状況というのは、家が貧乏とか、汚いという事です。悪すぎるのはよくありません。歌手になれば、自分の歌を、社長やお金持ち、政治家にも聴かせるのです。

新しい家や良い家に住んでいても、困難は降りかかります。その困難に向き合い、我慢するのが良いのです。

ミーアは、ずっと困難に向き合って生きてきました。

母親が麻薬をして、若い男と出かけたりしていたのです。

ミーアがようやく小さなステージに立てた時、とても誇らしい気分でしたが、母さんの事を笑われてしまいました。

ミーアは悔しくて、裏で赤い顔で泣きました。

でも、良い歌手になるには、それは良い薬と同じです。

それが分かった時、ミーアはにっこりと笑いました。

なぜ分かったかというと、ミーアは5つの呪文を使ったからです。


ミーアが有名になってきた時、嘘をつかれて、パブに呼び出されました。

すると、悪い男たちがミーアを囲み、嫌な事を言って、ナイフと銃で脅しました。

すると、ミーアは強い顔で、「あんた達、死にたいの?」と言い返したのです。

ミーアは音楽が流れると、魔法にかかったように歌い、悪い男たちの心を変えてしまったのです。


ミーアやリリーの歌が心に響き、勇気をくれるのは、彼女たちが何度も人生を生き抜き、困難に打ち勝ってきたからです。


いつか、ミーアやリリーのようになるためには、それが分からなければなりません。

ですから、苦しい時は、5つの呪文を繰り返してください。

きっと人生に光を感じられることでしょう。



Dえもんの秘密の工場

Dえもんは有名なアニメです。たくさんの人に、夢と希望をあげています。

それなので、いつのまにか、Dえもんには本当の魔法がかかり、Dえもんは宙を飛び回って、人間たちの心を救う仕事をするようになりました。

ただ、Dえもん1人だけでは、全員を救う事ができません。

Dえもんは、秘密の世界22世紀の巨大な神様にお願いをしました。

「神様、僕に助けを求めている人がたくさんいます。僕一人では、全員の心を救う事ができません。お願いです、人の心を救うためのミニドラをたくさん出してください。僕は大変な人間から、救っていきますから。」


天使たちは飛び回り、秘密の工場を作りました。

そこでは、毎日のようにミニドラが製造されています。

人間の心を救うのです。

本物のDえもんは、世界に一体です。大変な人から順に回っているので、なかなか会う事ができません。

人間は、苦しくなった時、我を忘れます。

一人で怒鳴ったり、しゃべったりする事は、他人に迷惑をかけないので、悪いわけではありません。

それを苦しく思わず、自分の中だけで治まった事をありがたいと思えばいいのです。


愛されたキャラクター達には、魔法がかかります。

そして、コピーが作られます。

ト☆ロなども同じです。きっと今も、どこかの木で、ミニトト★が作られている事でしょう。


仏教の世界では、観世音菩薩様が、人々を救う神様とされています。

観世音菩薩様は、その人が安心する姿になり、お救いくださるのです。

観世音菩薩様を信じる事は、素晴らしき人生を歩むために必要です。


まず、皆さんは、仏教を信じてください。生まれた国や家によっては、別の宗教でもかまいません。でも、世界的に広く信じられている宗教が良いと思います。


その上で、空気の魔法を信じるのです。なぜかというと、宗教の神様は大変忙しいので、代わりの神様が必要だからです。

魔法が必ずきてくれます。


『どうすればいいですか?』と聞き、『助けてください。』『お救いください。』と心の中で頼めばよいのです。



悪いスターと良いスター

芸能人やスポーツ選手のことを、スターと呼ぶのは知っていますか?

スターは、雲が晴れた夜には、誰もが観る事ができます。

それだけ、たくさんの人から知られているという事です。


スターが世間に嘘をついたり、人を悲しませるスキャンダルを出したりすると、多くの人が傷ついてしまいます。他人から嫌な事をされると、その人の事を嫌いになります。

そして、恨んだり、憎んだりするようになります。

例えば、『あのスターがケガをすればいい。』『あのスターが事故に遭えばいい。』そのような事を思ってしまう場合があります。

でも、もしも呪いが自分に跳ね返ったら、恐ろしい事です。


悪いスターは、記憶喪失になる事があるかもしれません。

それなので、呪う代わりに、『今、記憶はちゃんと戻っていますか?』と心の中で問うのが良いと思います。

悪人は、犯罪をしても平気でいられます。でも、いくら悪人でも有名ならば、たくさんの人から思われますから、悪い事をしたと気にすることでしょう。


良い道を歩くためには、しっかりとした神様を信じる事です。世界的に知られている神様が良いと思います。

秘密の宗教などは恐ろしいです。もしかしたら、悪いスターは、秘密の宗教を信じ込んでいたり、もしくは、神様など信じていないかもしれません。


空気には魔法があります。でも、しっかりとした宗教を信じた上で、使わなければなりません。ある女の子が、オリンピックを目指していました。空気から聞こえる声に従ったのです。でも、その女の子は、しっかりとした宗教を信じていなかったので、厳しいトレーニングから帰ったある日、可愛がっていたペットの犬を殺してしまったのです。

厳しいトレーニングで、心が狂ってしまったのでした。

恐い話です。とにかく、しっかりとした宗教を信じるのが良いと思います。


ノアという男は、オリンピックの選考に一度は落ちました。でも、あきらめず、まるでオリンピアンのように、トレーニングを続けたのです。

ノアは、高校生の頃に、悪い恋をしましたが、悪い思い出の場所に行って、ランニングをしました。悪い記憶に打ち克ってこそ、本物のオリンピアンです。

選考に落ちたノアでしたが、オリンピック開催地の時刻に合わせ、真夜中や早朝にトレーニングをしました。

暗闇の中、たった一人です。

ノアは、フィギュアスケートの選手です。

弱い頃から、一人でダンススタジオを貸し切って、練習をしていました。


ノアはお爺さんが病気になり、苦しい日が始まりましたが、オリンピックまではトレーニングを続ける事を決めました。

ノアは仏教徒です。毎日、お経を唱え、声に従い、トレーニングをしました。

大きな夢を追う時、人生が難しい物だと実感します。

それは、苦しい日でも、トレーニングに出なければならない事などです。


ノアはついに、オリンピック出場を決めました。先に決まっていた選手が、棄権したからです。

オリンピアンは、観客に応援されてこそ、最高のオリンピアンです。

観客に、苦しむ姿を見せ、心をつかまなければなりません。

しかし、それは、戦略ではないのです。

オリンピックだけを、観客は見ません。

それまでの努力の日々を見ているのです。


才能を確実にするために、良い宗教を信じてください。

仏教徒でしたら、毎日、お経を唱えてください。



ナナちゃんのハッピー物語

小学生のナナちゃんは、とても良い子でした。

「お地蔵様や道祖神を大切にするんだよ。」

おばあちゃんに教えてもらい、お地蔵や道祖神を見つけた時には、手を合わせるようにしていました。急いでいる時には、心の中でやりました。


でも、12才の時に、おばあちゃんが亡くなりました。

そして、中学校に入学したナナちゃんは、心を変えてしまったのです。

勉強が難しくなり、部活では、経験した事のない厳しい練習が待っていました。

ナナちゃんは、お地蔵様に「バカ!神様なら、勉強と部活やってみなよ!」と言ったのです。

そして、数日後、ナナちゃんは転んでケガをしてしまいました。


ナナちゃんには不吉な事が起こるようになり、お母さんが聞きました。

「ナナちゃん、お地蔵様に変な事を言った?お母さん、夢の中で、お地蔵様に怒られちゃったんだけど。」

「うん、バカって言っちゃった‥。」

「ダメ!今から2人で謝りに行こう!」

ナナちゃんはお母さんと謝りに行き、ようやく平穏な日々を取り戻したのです。


高校生のナナちゃんは、大好きな一番上のお姉ちゃんが大学を卒業し、一緒に暮らす事になったので、幸せでした。毎日、一緒にご飯を食べたのです。

でも、辛い事がありました。二番目のお姉ちゃんがハジアに行ったきり、戻らなかったのです。


ナナちゃんは毎日のように泣き、お母さんとお父さんは、ナナちゃんが憧れていた沖縄の大学に行く事を許しました。

でも、ナナちゃんは、大学で変な男と交際をしてしまったのです。

相談できる家族はいません。別れようか迷っていた時、フルムーン(満月)を見ました。

フルムーンは特別な力を秘めていて、怪物でもあるのです。

そして、嘘もつきます。でも、本当に嘘とは限りません。

フルムーンの声を分かる事は、少しだけ難しい事です。


ナナちゃんの悪い彼氏は、ナリちゃんといいました。

フルムーンは、『ナリちゃんと付き合いなさい。』と言ったのです。

ナナちゃんは、フルムーンの言葉を信じる事にしました。


でも、フルムーンの言葉は分かりづらいのです。ナナちゃんの本当の運命の人の名前が、ユキナリでした。

まだナナちゃんは、その事を知りません。


ナナちゃんは、ナリちゃんと付き合う事に疑問を感じ、別の日にもう一度、月にたずねました。

「ナリちゃんと付き合うのは嘘ですよね?」

『本当です。』

「え?」

『嘘なのが、本当です。』

「分かりました。ナリちゃんと別れます。」

ナナちゃんは、ナリちゃんと別れる事を決めました。


地元に戻ったナナちゃんの下に、運命の人はなかなか現れません。

ユキナリは一人前の大工を目指して、修行中だったのです。

大工は親方から怒鳴られる事もしょっちゅうですし、年下から注意される事もあります。

厳しい修行が必要です。


ナナちゃんは神様を大切にし続け、26才のある日、ようやくユキナリと出会えました。

悪い恋をすると、心がぐるぐる巻きになります。

でも、良い恋は、相手をライバルにも感じ、自分一人の夢にも取り組めるようになるものです。


ナナちゃんは、ナリちゃんとの悪い思い出がある沖縄を巡る旅をする事にしました。

それは、いつか、子供とも行きたいからです。

悪い思い出を巡ると、心が浄化され、体がすっきりします。

辛すぎる場所でなければ、やってみるといいかもしれません。


お地蔵様や道祖神、月や太陽、さまざまな神様を大切にしてください。

きっと幸せになる方法が見つかるはずです。



ロックスターの大事な物

ロックスターの大事な物、それは楽器です。

ロックバンドで使う楽器こそが、ロックスターの大事な物です。

特に、ギターは特別です。

本物のロックスターは、ギターを弾くために、恋をあきらめます。

ロックスターになると、数多くの試練がふりかかり、生半可な気持ちで、ロックスターをやる事は危険なのです。


1970年代。ロックバンドが盛んな時代がありました。

あの頃は、盗みや人殺しはやらないものの、ロックスターはドラッグや恋をたくさんしていました。ロックバンドが盛んではあったものの、70年代の音楽はあまりよくありません。

なんといっても、ビートルズは1970年に解散したので、ロックバンドは悪い方向に進んでしまったのです。


90年代になると、ロックバンドはまた綺麗なメロディーを奏でるようになりました。

そして、2001年9月11日の同時多発テロ事件以来、音楽はさらに変わりました。

あの事件は忘れてはいけない物となり、気楽な音楽がロックから消えたのです。


2004年12月26日、スマトラ島沖地震が起きました。

そこで、音楽はまた変化します。

音楽は深刻に、苦しみを歌うようになったのです。さらに、美しいメロディーが消えました。

誰も分からなくなったのです。


2010年にはようやくロックも元気を取り戻しましたが、2011年3月11日に東日本大震災が起きました。ロックバンドは変化した者あれば、変化しない者もいました。

変化した者は、一切、良い歌を書けなくなったのです。

中には後を追い、亡くなったアーティストもいました。


変化しない者は、悲しみを無視して、元気な歌を発売しました。

良くない事です。


2017年頃までは、大人の恋の歌が流行りました。

音楽は変わり続ける事でしょう‥。


音楽を書いたら、全てが照らし出されます。

だから、作曲と恋愛の掛け持ちは危険になるのです。


普通では分からない事を、私は知っています。

しかし、私は、一度もギターに触れた事はありません。

それは、ロックスターにとって、ギターがどれほど大事な物で、嫉妬の対象なのか分かっているからです。

ギターを弾くだけで、ロックスターに見捨てられる事だってあるのです。


ですから、ギターを弾く時は、存命のロックバンドの曲を弾き、心で敬意を表してください。

そうしなければ、ロックスターに恨まれます。

ギターはそういう楽器です。




ヒナちゃんの土地戦争

シシト君とカネちゃんのお友達だったヒナちゃんには、悩みがありました。

ヒナちゃんの家、中山家は何十年も同じ場所に住んでいますが、ずっと嫌な地主オリイに支配されていたのです。

中山家を救うために、ヒナちゃんの伯父さんが役者になりましたが、芸名で活動する事になってしまい、オリイへの効果はゼロでした。


オリイが強情になってしまったのも、カネちゃんの家が豪邸になったからです。

でも、カネちゃんのパパがした悪い事というのは、なんと、ヒナちゃんが相続する遺産を盗んだ事なのです。

ヒナちゃんこそが、本物の大聖人でした。外国の大きな教会で生まれた子供だったのです。日本の大聖人になるために、日本で暮らしていたのでした。


ヒナちゃんは心の中でそれを分かっていましたが、お金に興味はありません。教会だって同じです。全て、神様にゆだねる事が、大聖人のやり方です。

カネちゃんは、どんどんお金持ちになってしまいました。


オリイもどんどん強情になりました。ヒナちゃんは土地を返してもらうために策を考えましたが、まだ力がありませんでした。


オリイに土地を支配されている、ユミコという同じ年の女の子を、ヒナちゃんは友達としてすきでした。

ユミコは見た目が男らしくて、かっこいいのです。

ヒナちゃんは、ユミコがスポーツ選手になれると思い、心の中で応援しました。

ユミコは、競泳で才能を見せ、大きな大会に出るようになりましたが、邪魔が入ります。

リカちゃんです。リカちゃんは、水泳協会の人に、ユミコについての文句を言ったのです。


ユミコは仕方なく、競泳をやめました。しかし、数年後、リカちゃんが競泳選手になったのです。ユミコは息を飲みました。

でも、ユミコは最高の女です。文句ひとつ言いません。

ユミコは盲腸が悪化して、そのまま亡くなりました。


大人になったヒナちゃんは、今でも、ユミコが最高のスポーツ選手になれたと期待してしまいます。

人の夢の妨害はいけません。

友達が夢を追っていたら、『どうぞ。』と思いましょう。

そうする事で、自分の夢に向き合えるようになります。

例え、同じ夢だったとしても、それは同じ事です。

妨害せず、正々堂々と戦うかぎり、勝負する事に文句をつける事はできません。


ユミコがなぜ、最高のスポーツ選手になれなかったのか、ヒナちゃんは今でも神様に問います。

リカちゃんという子に妨害を許した、社会の状態が悪かったという事かもしれません。


ヒナちゃんの土地戦争はまだ終わっていません。

しかし、ヒナちゃんは勝つでしょう。

ヒナちゃんは、スターのロマンを知る大聖人なのですから。




人生はむずかしい

生きる中で、したらよい事としてはいけない事を5つずつあげてみてください。


人生というのは、したらよい事としてはいけない事を10個ずつあげるよりも、難しいものなのです。

なぜ、難しい人生を生きるかというと、幸せを知るためです。

美味しい食べ物を食べる、栄光をつかむ、大切な人と過ごす‥幸せだと感じる事は、生きていないとできません。

難しい人生を生き、幸せを知るためには、神様を信じなければなりません。

日本の一番上の神様は女神様で、天照大御神様といいます。

日本人は、世界的に有名な宗教といっしょに、天照大御神様の事も信じてよいのです。

天照大御神様はとても大きな方で身長が3~5メートルあり、女神様ですが、男に似た体をしています。


日本のある町に、世界で一番悪い事をした24才の女性Vがいました。

Vは犯罪者でしたが、警察がつかまえていませんでした。

それはもう、神様の出番です。

悪人として世界一のVを、外国の神様も気にしていて、天照大御神様にたずねました。

「Vの事を、どうするつもりだ?」

「Vは警察に捕まっていない。それは、空気の魔法の心遣いがあるからじゃ。今、私が良い娘をVの会社に入れている。だから、心配ない。」

天照大御神様は言いました。


天照大御神様は雲の上から、地上をながめて、微笑みました。

良い娘というのは、28才のさえみちゃんの事です。さえみちゃんは、20才から23才までの間、日本で最も悪い恋をした女性でした。さえみちゃんが間違った人と付き合ったせいで、本当の運命の相手で病気で亡くなってしまいました。

心と体をボロボロにしてしまい、さえみちゃんはしっかりと働けていません。

でも、この5年間、さえみちゃんは恋をやめ、懸命に生きてきましたし、無罪です。

だから、天照大御神様は、さえみちゃんがVを変えてくれると信じていました。


さえみちゃんは、100パーセント元気な状態ではありませんでしたが、年下上司のVの前で、良い社会人としての姿勢を見せました。

さえみちゃんは、Vが犯罪者だと見抜き、その先の未来を予想しました。

警察に、Vの犯罪の証拠をつかまれたら、一生刑務所暮らしです。

でも、さえみちゃんは悟っていました。

刑務所に入っても、Vの魂だけが抜け出し、いつかスターになってしまうと‥。

これは、さえみちゃんくらいにならないと分からない難しい事です。

さえみちゃんは、Vが刑務所に入らなくても、これから罪を犯さないようになればいいと思いました。

Vは結婚する事になり、会社をやめました。

それから先は、旦那さんの責任です。


天照大御神様も、さえみちゃんがした事をたたえました。

また、さえみちゃんは、一人暮らしをずっと我慢していました。

社会人になると、一人暮らしをして自立する事も幸せの一つです。

それができないさえみちゃんは泣きましたが、天照大御神様はさえみちゃんに褒美を与えることにしました。

それは、双子の姉妹です。

さえみちゃんの運命の人は亡くなっているので、結婚はできませんが、さえみちゃんは憧れの双子の女の子を手に入れたのです。


さえみちゃんは神様に感謝をし、元気に暮らせるようになりました。


人生では、幸せになるために、我慢をしなければなりません。

人生が難しい物だと分かれば、日々のささいな苦しみから、解放されることでしょう。


いつでも神様を信じてください。

ピンチの時は、天照大御神様に祈ることです。



星の女神様

映画ピノキオを観た事はありますか?ピノキオに出てくるブルーフェアリー様は本当にいます。ピノキオを描いた人はキリスト教徒なので、ブルーフェアリー様は、キリスト教の方の女神様ですが、世界中の人々を救っています。


24才のルイ子ちゃんは、ある晩、好きな有名人が結婚したというニュースを読んで、自分で自分の頬を切ってしまいました。

「ルイ子、その傷どうしたの!?」

お母さんは叫び、ルイ子ちゃんを病院に連れて行きましたが、お医者さんからは、一生傷跡が残るかもしれないと言われてしまいました。


ルイ子ちゃんはお母さんから厳しく叱られ、毛布の中で、大声で泣きました。

次の日も次の日も、頬の傷は同じままです。

ルイ子ちゃんは仕事に行く事もできません。

ルイ子ちゃんは、傷が治るように、星に願い事をしました。

ある曇りの日です。ルイ子ちゃんが、いつものように午後の眠りから目覚めると、女の人がこちらを見ていました。

女の人はボロの服を着て、顔は傷だらけです。

「ルイ子ちゃん、頬の傷が治らないの?」

「うん‥。」

「治してあげる。でも、もう二度と自分を傷つけないと約束して。」

「はい、約束します。」

女の人は魔法をかけてくれました。

「私はブルーフェアリーよ。また会えるといいわね。」


『いいえ、やっぱり、もうあなたとは会いたくないわ。』

そう言って、ブルーフェアリー様は消えました。

ルイ子ちゃんが鏡を見ると、傷はしっかりと治っていたのでした。


元気になったルイ子ちゃんは、ハジアで一人暮らしをすることにしました。

ルイ子ちゃんは、女優になりたかったのです。

ルイ子ちゃんは、プロ野球選手と知り合いになりましたが、普通の仕事はうまくいかず、女優になれる見込みもありません。

ついにお金が底をつき、実家に戻ることになってしまいました。


ルイ子ちゃんは、地元で普通の仕事につけません。それは、プロ野球選手と知り合いになり、普通の仕事をするのが恥ずかしかったからです。

ある晩、またブルーフェアリー様が現れました。

「ルイ子ちゃん。あなたは女優には向いていないわ。もっと出来る事があるの。」

「はい‥。なぜか普通の仕事ができないんです。」

「今まで、演技の練習をしてきたでしょう?他の人になりきって、普通の仕事をやってみたら?そうすれば、もっと出来る事が見つかるはずよ。」


ルイ子ちゃんは演技をして、接客の仕事をやりました。

演技はどんな時も大切です。

ルイ子ちゃんは、仕事が終わった後、家で絵を描きました。

ブルーフェアリー様は、努力のやり方も教えてくれたのです。


30才をすぎた頃、ようやく上手くなり、ルイ子ちゃんは、アニメの仕事がする事になりました。

「遅かったわね。あなたが頬に傷をつけたせいよ。」

ブルーフェアリー様は言いましたが、ルイ子ちゃんはそこで運命の人に出会いました。そして、幸せな結婚をしたのです。


ブルーフェアリー様は苦しみの中にいる人々を救い、導いてくださります。

星に願い事を言うと、きっとブルーフェアリー様が聞いてくださるでしょう。



問題は幸せになるために解決する


問題と言うのは、テストの問題だけではありません。

地域や家族にも、問題があります。

その問題を解決するのは、テストの問題を解くよりも苦痛をともないますが、幸せになるためには、しっかりと解決しなければなりません。

人生はむずかしいのです。


ある村のお話をします。

その村には、折井という悪い地主が住んでいて、村の土地のほとんどを自分の物だとしていました。

みんなが一生を暮らした土地なのに、死んでも土地を返してくれず、みんな泣いて苦しんでいました。

大悟という若者が、悪い地主に土地を返すように頼みに行くと言って、折井の家に行きました。折井はその場では、大悟の話に耳をかたむけ、腕組みをしてうなずいていましたが、大悟が帰ると、自分の家来に大悟を追わせ、殺してしまったのです。


大悟は最後の力で、持っていたノートに血書を書き、折井に土地を返すように頼みました。

大悟の最後の力は届き、折井は、村のみんなに土地を返しました。

しかし、村のみんなは、大悟が死んだ事を知りません。

村のリーダーだった大悟が殺された事は秘密にされ、密葬されたのです。

みんな、大悟が別の町に行ったと思い、祈る事もしませんでした。


しばらくは平和でしたが、村に災いが起こるようになります。

ついには大地震がきて、村で一番大切にされていた三宮神社がつぶれてしまったのです。

みんなが嘆き悲しみ、大悟を頼りましたが、大悟は折井に殺され、もうこの世にいない事を、その時知らされました。

みんなが困っていると、京都の大きな神社の神主が来て、三宮神社を建て直し、大悟を祀るように言ったのです。

大悟を祀るようになってから、村に災いはなくなりました。


神道の世界では、死んだ動物や人間が神様として祀られています。ほとんどの人がお墓に入りますが、生きているうちに神様のような力を持った人間は、死んだ後、神社に祀られ、その神社に鎮座し、人間たちを幸せにして守る役目を果たすのです。



ある家族の話をします。その家では、おばあちゃんの体が悪くなり、ほとんど寝たきりでした。それが嫌で、妹の一慧(ひとえ)ちゃんは、東京に行ったきり帰ってきません。

姉の頼乃(よりの)ちゃんだけが、家に残り、家族に優しくしていました。

頼乃ちゃんは30才をすぎても家にいなければならないので、結婚ができません。

しかし、自分の家族の問題が解決しなければ、幸せになれないのです。

おばあちゃんが早く死ぬ事を祈るのではなく、優しくする事こそが一番の解決法です。

おばあちゃんは、一慧ちゃんが戻るのを待っていました。


ある朝、一慧ちゃんのアパートに、神様が降りてきて言いました。

「一慧。お前は家族に親切にしなかったから、老いてから同じ目に遭うかもしれない。

でも、頼乃が家族に親切にし、お前のことを祈ったから、頼乃のおかげで救われるだろう。」

家族の誰かが、親切にできなくても、他の家族が親切にすれば、救われる事もあるのです。

一慧ちゃんは頼乃ちゃんに感謝し、自分の家族の問題を解決するべく、家に戻る事にしました。


それぞれの家族には問題があります。

でも、自分の家族の問題に向き合う事で、災いを防げるのです。

人生は難しいですが、幸せになるために生きるのです。

家族の問題を簡単に片づければ、将来、不吉な風が吹いてしまうかもしれません。


いつでも神様に祈りましょう。神社、お寺、お墓参りは大事です。


または、どうすればいいですか?と心の中で問い、

助けてください

守ってください

導いてください

幸せにしてください

させてください

5つの呪文のどれかを選んで、心の中で唱えてください。




狛犬のおはなし

狛犬は、獅子や犬に似た獣の姿をしており、空想上の生物とされています。

よく神社に左右一対で置かれ、参拝客を見ています。

阿形の狛犬には角がなく、口を開いて球を抱えています。

吽形の狛犬には角があり、口を閉じ、子供を抱えている場合もあります。


人にはそれぞれ、守り神がいます。

狛犬様、鳳凰様、ドラゴン様、狐様、狼様、コブラ様、大虎様、黒猫様‥どの神様かは、家族や血縁も関係ないのです。

姉は鳳凰様が守り神でも、妹は大虎様が守り神かもしれません。

母親の守り神がキリスト様で、父親の守り神がドラゴン様で、自分の守り神が黒猫様なら、3人の神様に守られる事もあります。

神様というのは、ここに書ききれないほどにたくさんいらっしゃるのです。


今日のお話は、悪い恋をしたばかりに、狛犬の息子を傷つけてしまい、呪いの道を歩むこととなったサヨちゃんのお話です。


サヨちゃんの運命の人は、狛犬様が守り神である男、礼三でした。

しかし、それが分からない19才のサヨちゃんは、別の男と付き合ってしまったのです。

サヨちゃんはいつもふざけていて、神様の存在すら信じていませんでした。

礼三は嘆き悲しみ、ついには命を絶ってしまったのです。


何も知らないサヨちゃんでしたが、なぜか涙が溢れ、夜、夢の中でサヨちゃんは真っ暗闇に来ました。

すると、阿形の狛犬様が球を口にくわえ、吽形の狛犬様が角をこちらに向け、サヨちゃんの下へ来たのです。

「サヨ、礼三に何をした?」

「え?何もしてないよ。」

「とぼけるな!!」

「本当に知らないよ。」

サヨちゃんは夢の中でも、ふざけた子に戻ってしまい、狛犬様に向かって失礼な事を言いました。

「阿形の狛犬なんて、こわくないもん。だって、角がないんだから。あれぇ?吽形の狛犬は、いつも口を閉じているんじゃないの?」

「サヨ!!ふざけるのもいいかげんにしろ!!」

阿形の狛犬様が怒り、サヨに球を当て、サヨは倒れました。


「いいか、礼三はな、サヨの運命の人だったんだぞ!だけど、サヨが裏切ったせいで、礼三は自ら命を絶ったんだ。」

「え‥。礼三が私の運命の人?」

「そうだよ。サヨちゃん。礼三の命はもう戻らない。」

「そんな!!あ、あなた達、神様なら、礼三の命を戻してよ!!私だって、悪い人と付き合って、悲しかったんだからね!!」

「そんな事を俺たちに言われても知らないよ!!自分の守り神に言え!!」

「守り神が誰かなんて、知らないもん!!お願いです、礼三の命を戻してください。」


「じゃあ、何かと引き換えにしよう。」

「サヨの命とか?」

シャハハ‥狛犬様は笑いました。


絶望したサヨの目の前に、光った神様が降りてきました。その方こそ、サヨの守り神です。

神様が言いました。

『サヨの命は渡さない。その代わり、お前たちの息子に力を与え、サヨから離す。』

サヨの守り神様が言い、狛犬様は納得しましたが、言いました。

「でも、サヨにはしっかり謝らせてくれよ。」

「一番辛い道を行くのが一番ですわ。」


『もちろんだ。その話は、私たちの話にも関係している。』


サヨは震えました。

しかし、守り神様が、サヨの命と体は守ってやると約束してくださりました。


生き返った礼三には、力が与えられていました。

そして、あっというまに、日本トップクラスのスポーツ選手になったのです。

これには、狛犬様が大喜びになり、試合にも応援に行かれました。


その一方で、礼三はサヨからどんどん離れていきました。

運命の糸は、しっかりと切れてしまったのです。

大人になると、運命の相手との結婚がどれほど大切なのか分かります。

サヨは、それこそが一番の幸せだと思いましたが、自分の過去の罪を思い出し、礼三との結婚をあきらめることにしました。

でも、魂は輪廻をつづけます。またいつか、礼三の運命の相手になれるように、サヨは努力しました。

サヨは、日本トップクラスの良い歌を書きましたが、なかなかデビューはできません。

それは、過去に悪い因果の種をまいたからでした。


ついに2020年がきました。礼三がオリンピックに出ます。

しかし、サヨはまだデビューできません。

サヨは、神社にお参りに行く事にしました。

そして、もう一度、狛犬様に過去の罪を謝罪しました。



狛犬様がサヨの心の中に現れ、言いました。

「サヨは良くなった。サヨは因縁を作ってけ。もしお前が2020年に出られないのならば、因縁で相手がつぶれるようにな。因縁は、お前の神の世界にある因果の道理によく似ている。」


サヨはついに、自分の守り神様が誰であるのか理解していました。

それは、お釈迦様です。

サヨが歌を書けたのも、サヨの守り神様がお釈迦様だったからなのです。

職業も守り神様が関係しています。


お釈迦様は、サヨにたくさんの神様を教えて下さりました。

辛かったサヨは、最後に因縁という大きな呪いをかけます。

それは、頑張ったサヨが、神様に赦された呪いなのです。


日本の神様の記念大祭である、2020という大切な1年が始まります。



鳳凰のおはなし

1年ごとに十二支が大将を回しています。

2020年はねずみ年です。12年後にまたねずみの大将がやってきます。

でも、神様の世界はそんなに簡単なものではありません。

神様は数えきれないほどにいます。

神様の世界では、2020年は鳳凰様の年なのです。

鳳凰様が王様をやる年は、少なくとも80年は回ってきません。

暦は何年だったとしても、全てが大切な年です。


血縁に関係なく、人には守り神がついているというお話は分かりましたか?

もちろん、いつでも一緒にいるわけではなく、遠い場所から見守ってくれている神様の両親のような存在です。

神道の世界では、死んだ動物や人間が神様になると言われています。


鳳凰様が守り神である明菜ちゃんは、画家を目指していました。

でも、画家になるのは厳しい道です。

鳳凰様が見守り、努力を続けていましたが、明菜ちゃんは辛くなり、夢を投げだしてしまいました。

明菜ちゃんは悪い人を選び、結婚してしまう日がきます。

すると、鳳凰様が心の中に現れました。

鳳凰様は息を切らして、涙と鼻水も流しています。

『明菜ちゃん、大丈夫?夢をあきらめてはダメ。自分の人生を大切にして。いつも、神様の世界で、あなたの絵を見ていたの。』

「うん‥。」

明菜ちゃんは後悔しましたが、あとのまつりでした。

変な男と結婚してしまっていたのです。


自分の子供をつくるというのは、勉強よりも頭をつかわなければなりません。

80年以上生きる人間の人生をつくるという事なのです。

人によってはちがいますが、ひ孫がほしくないおばあちゃんやおじいちゃんもいます。

人は老いると子供に近づきますので、時には孫に、自分の手をひいてほしいと考えることもあるのです。

また、子供が成長して大人になった時、自分が働き盛りならどうでしょう?

子供の仕事も親の仕事もうまくいくというのは、難しい事です。

どちらかが、仕事を支えなければならない時もあります。


それか、自分の仕事がうまくいっていなくて、仲間がいなければどうでしょう?

お金がなければどうでしょう?

人生ではいつの日も、親の愛情が頼りです。仕事が見つからない時、親にお金や仲間がいないせいなら可哀想です。


自分の仕事がうまくいっていて、敵が多ければどうでしょう?

子供が自分の敵にいじめられた時、助けられるでしょうか?


子供が2021年4月(丑年)生まれならどうでしょう?隣の子供が2022年3月生まれ(寅年)ならどうでしょう?

お姉さんがサル年生まれで、妹がネズミ年生まれならどうでしょう?

お兄さんが平成生まれで、弟が令和生まれならどうでしょう?

子供の誕生花はなんでしょう?

よく考えなければなりません。


明菜ちゃんはそれが分かり、悪い人と別れる事にしました。


日本に鳳凰様は1人しかいません。その方は目に見えない場所に住んでいます。

空気には魔法がいつでもあり、罪人も善人も分け隔てなく愛しています。


アニメでおなじみのキャラクターには魔法がかかるお話は分かりましたか?

キャラクターは、その作者のまわりをふわふわと飛んで、作者は正しい魔法をかけなければならないのです。


神様はたくさんいらっしゃいますが、人間一人一人につくほど多くはありません。

ですから、大体が魔法のコピーの神様なのです。


『あら、魔法が狂っちゃっている。』 

魔法の番人は正しい魔法をかけ直さなければなりません。


いつかその事が理解出来た時、あなたは本当に人の役に立てるでしょう。

怨念をもらわない方が無難です。

いつでも人に祈り、愛される事は良い事です。


しかし、誰の心にも悪い言葉は響きます。

それが、自分に、はねかえったら恐ろしい事です。

ですから、「私の悪い言葉は聞かないでください。」と神様に祈ってみましょう。

きっと分かっていただけます。

家族が真の幸せを見つける事で、自分も幸せになるのです。


犯罪者は邪気を持ちます。邪気とは悪い気のことです。

しかし、誰にでも邪気はつきます。

邪気が消えるように、出来る限り努力をする事です。

そのためには、毎日、神様に良い事をお祈りしましょう。


良い物語を書くためには、本当の事を書いてみることです。

もちろん、現実世界の事ではなく、神様の世界の事です。

鳳凰様が言いました。

「ねぇ、あなた知っているでしょう?私たちが、この場所をなんと呼んでいるか。」


神様たちは、あなたが住んでいる国や町を、別の名前で呼んでいます。

それが分かった時、あなたは素晴らしい物語を仕上げるでしょう。



お地蔵様のお話

神社やお寺に行って、お祈りをしても、返事はきません。

でも、お地蔵様はあなたの心にしゃべりかけてくれます。

今日のお話は、お地蔵様と初詣のお話です。


カコという娘は犯罪者のプロでした。

でも、26才になり、結婚が気になる時が来て、カコは神社巡りを始めました。

カコは今までにたくさんの犯罪をしましたので、神社の神様はなかなか願い事を叶えません。

カコが罪人という以外に、神社の神様が、カコの願いである運命の結婚相手を見つける事ができない理由があったのです。

それは、カコ自身が、運命の結婚相手を殺してしまっていたのでした。

その事に、カコは気づいていません。


神様の世界は、私たちの生活を支えて下さっているとても深い世界です。

だから、詳しくは分かりませんが、神社に参拝にきた人間を救う事で、神様にも何かがあるのだと思います。

神道では、死んだ人間や動物が、神様になるとも言われており、神様の来世に関係するのかもしれません。


カコは初詣として、様々な神社をめぐりました。

『お前さんは、子供の頃から大変な過ちを犯していた。』

お地蔵様は思わずカコに話しかけ、カコはお地蔵様を見て、舌をならしました。


神様たちは話しました。

「あー、やだやだ。あの子が来たんだけど、もう助けてあげられないの。」

「うちにも来たんだけど、どうしたらいいかねぇ‥。」


夜、静まり返った時、大きな神社から神様が抜け出し、お地蔵様の下に来ました。

『何?!』

「今朝の娘、わしらは当分助けてあげられない。だから、わしは、お前さんの下に来たのじゃ。お前さん、今朝の娘を助けてあげてくれないかのぉ。」

『それは難しいですねぇ。私の力はあなた様の10分の一もないんだから。』

「そこをなんとか。あの娘をわしらの娘だと思って、育ててくれないかのぉ‥。」

『育てるなんて、とんでもない。無理無理無理無理‥。』

「礼はいくらでも積みたいんだが。なんなら、当分、わしがお前さんの面倒みるぞ‥。」

『当分?!』

「生き返ってからも長い間じゃ。」

『のった。』


お地蔵様はカコを助ける事にしました。

神社の神様たちも、風に力を乗せて運んでくれ、お地蔵様はカコを結婚式まで連れて行くことに成功しました。


しかし、カコは穢れなき乙女ではありません。

それを想うと、お地蔵様も目を閉じるしかありませんでした。


大きな神社はもちろん、小さな神社やお地蔵様、道祖神にも、神様が宿っています。

ですから、お祈りする事はとても大事です。

初詣には必ず行きましょう。

仕事で行けない場合は、きっと神様も分かってくださりますが、できるだけ早く参拝に行ってください。

神様にお祈りすれば、心の穢れが払われる事でしょう。



穢れなき心のおはなし

全ての年が大事な1年ですが、2020年のように数字がきれいに並んでいる年は特別に感じます。スポーツをしている直人にとって、この1年は本当に大事でした。

なんといっても、オリンピックがあるのです。

体操選手の直人はまだオリンピックが決まりません。

他の競技では、2019年のうちにどんどんオリンピック内定者が出ていきました。

けれども、それは仕方ありません。

スポーツは体を使います。

マラソンや競泳は、呼吸を激しくするので、最後まで五輪内定争いをしていたら、国にとって大事なスターが死んでしまう恐れだってあります。

体操は勢いでやる競技ではないのです。

神に祈らないと、簡単にケガをします。

ですから、五輪内定時期が他よりも遅いのでした。


もしも東京オリンピックに内定すれば、直人にとって、2回目のオリンピックでした。

しかし、体操は一番人気の競技です。

前世よりもっと前から、体操をするために生きてきます。それはみんな同じです。

とても怖い事でした。


直人にとって、この年越しは辛いものでした。

年末年始に働いてくれる人がいるから、自分たちは楽しめます。

けれど、今回の年越しは、直人が働けないものでした。

直人の心は大変な状態だったのです。

神聖な気持ちで、大事な2020年を迎えたいと考えていた直人でしたが、大晦日にコンビニに寄った時、嫌な事を目撃します。

子供を3人連れたお父さんが、間違えて列に割り込んでしまったおじさんを怒鳴りつけたのです。

直人は悲しくなり、思わず心の中で言いました。

『お父さん、悪い因果関係が今生まれましたよ。』

直人は仏教徒です。

コンビニを出ると、龍が青空を飛んでいきました。

2019年の神様の世界での王様は、ドラゴンで、ドラゴン様はいつでも変なタイミングで目の前に現れました。


直人は、考えました。なぜ、子供を連れたお父さんが見ず知らずの人に怒鳴ってしまったのか。ドラゴン様は何を思っているのか。


直人は年越しをして、初詣をした時、年越しは1年の中で一番大変な行事だと分かりました。そして、年越しの間中、まだ五輪内定をもらっていない自分への恨みが少ない事を感謝しました。体操は多くの人の憧れの競技なので、たくさん恨まれてしまいます。


初詣をした時、直人はオリンピックの事を祈りましたが、あのお父さんの事が忘れられませんでした。

ちょっとした悪い事が、心の中に残ってしまう自分がイヤでしたが、薬を飲んでから少したつと効いてくるように、初詣をして少したつと分かりました。

あのお父さんの出来事は、心についてしまった穢れなのだと。


心は綺麗な物です。ですから、ちょっとした事で穢れがつきます。

それが分かれば、ちょっとした悪い事を気にする自分が楽に思えるでしょう。

過ぎ去った嫌な出来事を想って、あれこれ悩むのは、心の穢れの跡がうずいているのです。

それが分かれば、きっと消えていきます。


ネズミ年ですから、ネズミの置き物などを飾ると、神様が入りやすくなるので良いと思います。神様や良い霊というのは、家の中の自分に似ている物に乗りうつって、呼びかける事があるのです。


人生が難しいという事も忘れてはいけません。

いつでも神様に祈りましょう。

寺社にいくのはもちろん、月や太陽、空、雲、星に願ってもいいのです。

無理な場合は、その場でもかまいません。


神様は変なタイミングで声をかける事もあります。

心の傷は、体の傷よりも目に見えないので、自分さえしっかりすれば、浅いものなのです。

体には傷をつけないようにしてください。

心は、穢れついたという事が分かって生きていけば、自分次第で、穢れなき心に戻せるのです。



守護神のおはなし

人にはそれぞれ守護神がついています。

守護神占いがあれば、星座占いのように運勢が分かったり、自分に似合う職業を見つけやすくなると思いますが、守護神についてはまだ研究中です。

神様はとても多くいらっしゃいますし、どのような法則で守護神になっているのかも分からないからです。

もしかしたら、年齢や、悟りのレベルで、守護神が変わるのかもしれません。

私の今の守護神はお釈迦様です。

お釈迦様が守護神の人の特徴を教えたいと思います。

ステージに立つのは苦手ですが、多くの人に見せる芸術的才能を持っています。

個性的ですから、あまり人と付き合いません。


お釈迦様が守護神の人間が、他の者に迷惑をかけると、お釈迦様は、その者に力を与えます。ですから、お釈迦様の子供の周りには、スターが増えていくのです。

逆に、お釈迦様の子供を、他の者が傷つけてしまえば、お釈迦様は、その者の守護神を攻撃します。鳳凰の子供でしたら、赤い建物が燃やされたりするように‥。

大きな事件に発展するのは、たった一人の行いではなく、たくさんの悪い事が集まった結果です。


逆に、お釈迦様の子供が他を傷つければ、有名なお寺が燃えるかもしれません。


黒猫様の子供は、芸能人にたくさんいます。

しかし、猫にも種類がありますから、トラ猫の子供もいるかもしれません。

あのカネちゃんの守護神も黒猫様です。

カネちゃんは可愛かったので、あんなお城に暮らさなければ、モデルになれたはずでした。


まだ研究途中なので、多くは語れません。


でも、ステージに立つすごい力を与えるのは、お釈迦様だと思います。

お釈迦様の子供は、ステージには立てないのですが‥。


黒猫様が、お釈迦様に言いました。

「俺の子供が、ブッダの子供を泣かせたぜ。」

「ああ、そうですか‥。」

「ちがう。ブッダの子供が先に俺の子を泣かせて、だから仕返ししたんだ。」

「ふーん‥。」

黒猫様はニヤニヤと笑いました。

「俺の子に魔力をくれ。」

「ダメ。まだ見てからでないと。」

「早く見に行ってやってくれよ、今日中にだぞ。」


お釈迦様は空を飛び、黒猫様の子供を見に行きました。


次の日、黒猫様が来て、お釈迦様に聞きました。

「俺の子はどうだった?」

「良い子でした。力は与えましたよ。」


黒猫様は笑い、その子を見に行きましたが、何ももらっていないようでした。

ニャー!!

黒猫様は怒りました。

「俺の子、まだ何ももらっていなかったんだけど!!」

「あげましたよ。」

「全然変わってなかった。一人で何かしていただけ。」

「ですから、努力の才能をあげてきました。」

「そんなものに意味はないよ。龍の子にやったようにさ、ドーンとでかいのを渡してくれ。」

「ダメです。龍のあの子は、犯罪者でした。人に嫌われ、いずれ消えてしまう。努力の才能は素晴らしいです。私の子は、みんなそうやって立派になっています。」

「‥なぜ、罪人に力を渡すの?」

「それは知りません。罪人に力を与えているのは、私だけではありませんから。」


守護神については、まだ研究中です。

でも、1つだけ言っておきます。

このような神様から目をかけてもらうためには、親を大事にする事です。

出来る事なら、一緒に暮らしましょう。

家族を一番大切にする事で、神様が家にもやってきて、いろいろな事を教えて下さるでしょう。神様に努力の仕方を教えてもらえれば、どんどん才能が伸びるのです。


教えてもらったら、その通りにやってみましょう。



黒猫

2019年の最後の日に、君に挨拶しただろう

自分の家より大きな城を見に来た人よ

僕を見た君は、彼女の守護神だと言った

だから、気に入ったんだ

助けるには、何か良い事をさせないといけない

自分の体を炎で包んででも


命の灯はどこにある?

魔法の地図、そんな物はいらないよ

それで、充分愛したかい?

神の言葉を笑うなら、助けない

神主の笛の音は綺麗だ

昔、涙を流した事がある

僕も君のように愚かだったのさ


鳳凰の住処は、炎に飲まれてしまった

だから、僕が王になる

魔の守護神

イシュルーナ、イシュルーナ

この年は僕が守る


助けてくれって泣いただろう

僕が指示したのさ

こいつに歌を書けと

ああ、どこかの‥神様も手伝った

名前を言ってはいけないあの人

僕が好きではないあの人


僕が魔物であると言ったんだ

鳳凰は食えない

すごく熱いんだから

さようなら、さようなら

イシュルーナ、イシュルーナ

この年は僕が守る


魔の守護神

イシュルーナ、イシュルーナ

この年は僕が守る



アカネちゃんの運命の人

スポーツ選手になった礼三との運命の糸が完全に切れてしまったサヨちゃんには、アカネちゃんとマオちゃんという妹がいました。


アカネちゃんとマオちゃんはハジアにハマり、戻ってきません。

有名人になったら、運命の糸が切られてしまうので、有名人と結婚するのは不幸になりやすいですが、サヨちゃんは、2人を励ますために、言ってみました。

「アカネの運命の人は野球選手の岡島で、マオの運命の人は体操選手のケンかもしれない。礼三と私はもう無理だけど。」


岡島もケンも、子供の頃に遊んだことがあったからです。

でも、本当は、岡島もケンも、アカネちゃんの事が好きでした。

マオちゃんはどちらも合いそうにありません。だから言いました。

「私はケンも岡島も好きじゃない。アカネちゃんさ、どちらからも告られたらどうする?」

「えー、どうしよう?」

アカネちゃんはその時は嬉しく思いましたが、アカネちゃんには辛い事があったのです。


ハジアには悪い有名人がいて、可愛いアカネちゃんに目をつけていました。

そして、お金がないアカネちゃんに、お金をめぐんでいたのです。

「ありがたい、ありがたい。」

アカネちゃんは泣きながら、おうどんをほおばりました。


悪い有名人たちは、どんどんアカネちゃんにお金をめぐんで、その額は数百万円にもなってしまいました。ついには、アカネちゃんの両親にもその事がバレ、両親は激怒します。

歌が書けるサヨちゃんがデビューできれば、歌を売る事ができますが、まだ一銭ももらっていないので、助けることができません。


悪い有名人たちは簡単に稼いだお金を、ハジアの貧乏な若い人にめぐんで、自分のファンにしていたのでした。

お金の代償として、もっと酷い事をさせる場合もあるかもしれません。

岡島とケンはアカネちゃんを守りましたが、アカネちゃんは狂ってしまい、別のケンという悪い男と結婚してしまいます。

でも、それにも、悪い有名人が関わっていました。

そして、子供を育てるように言われます。

平成の最後の4月に生まれた子供です。それは、悪いケンと別の女の子供でした。

その上HIVの子供です。酷い話でした。



お金を人にめぐんではいけません。

それは神様がやる事です。

有名人は神様ではありません。


有名人が与える影響は大きいです。

ガリガリに細い有名人が出れば、ダイエットが流行ります。

家族を大切にしない有名人が出れば、みんな家族を大切にしなくなります。


酷い光景を目の当たりにした時、悲観してはいけません。

あなたが見た物、感じた物、やった事、全て神様も経験しています。

自分が大変な時、神様と一緒にいると考えるのはどうですか?


いつでも、神の御心にしたがい生きてください。

きっと、救われる事でしょう。


アカネちゃんの運命の人は、ケンと岡島、どちらでしょうか?

もしかしたら、2人が有名になった時に、どちらかと結ばれていた赤い糸は切られたのかもしれません。


しかし、好きな人が有名になる事を阻止してはいけません。

それが、人生の回りくどく、細かくて、複雑なところの一つなのです。



葵ちゃんが生きた意味

27才で障害者になった葵ちゃんは、52才まで生きました。その間中、家族はとても苦しい思いをしましたが、葵ちゃんのお母さんだけはちがいました。

動けない葵ちゃんのために、お母さんは毎日、葵ちゃんのトイレと歯磨きとご飯のお世話をしたのです。

葵ちゃんは普通のお風呂には入れないので、介護施設の方々がお風呂のお世話をしてくれました。

障害者になると、恋愛に癒しを求めるようになってしまいます。

27才の時から葵ちゃんの恋人はかわっていません。千ちゃんという人です。

とても素晴らしい愛情でした。

でも、私がお母さんなら、障害者になった葵ちゃんとは別れさせるかもしれません。


葵ちゃんはお祈りする事も分からない頭になってしまっていたのです。

それでも、障害者の葵ちゃんが長生きした理由は、葵ちゃんと生きる事がお母さんにとって何よりもの幸せだったからです。

一族から長寿が出れば、どんどん一族の格は上がっていきます。

神様は葵ちゃんの一族のために、お母さんを長生きさせたかったのです。


障害者になると大変ですし、家族も大変になってしまいます。

それなので、いつでもお祈りする事が大切です。


人生を幸せに生きるために、人生が難しいという事と、悪い恋に気をつける事を忘れないでください。

それから、毎日絵を描いてください。

1にお祈り、2にお祈り、34はよくて、5にお祈りです。

明日の遠足では、一緒にお弁当を食べる友達はいますか?

今日の夜は、般若心経を唱えてください。

きっとよくなる事でしょう。


#絵本シリーズ

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