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  • Shino Nishikawa

落語【神のいたずら】

落語【神のいたずら】

ミクちゃんは24才でした。お母さんの姉である叔母が、3年前に飛び降り自殺をして以来、とても苦しい思いをしていました。お洒落な東京から地元に戻る事も出来ません。そんなある日、ミクちゃんは悪い男と知り合いになり、結婚する事になってしまいました。ミクちゃんが悪い男と結婚する事を神様は知っていましたが、止めようとはせず、むしろ結婚させてしまったのです。悪い男といる時のミクちゃんの苦しい心を神様は楽にさせていました。

それはミクちゃんに結婚と離婚を経験させて、本当の家族のありがたみや地元へ戻る事の大切さを知ってほしかったからです。

神様の魔法に、誰もが簡単にかかります。どんなに絵が好きな人でも、神様の魔法にかかればやる気がなくなったり、どんなに試合で勝ちたい人でも、前日にやる気をなくすこともあります。神様の魔法は絶対ですが、強い信念を持っていれば、かからないかもしれません。しかし、神様はあなたを幸せにするために魔法をかけて、一時的に不幸せな状態にする事も忘れないでください。

まわりの人が自殺をすれば不幸になります。それが自分のせいであったのなら、なおさらです。ですから、仕事での成功を焦ってはいけません。

しかし、スポーツ選手を目指しているのなら、急がないといけないでしょう。

これは本当は秘密の話なのですが、神様はこうおっしゃる場合もあります。

「お前が年齢と名前を変えて、競技を続けるのなら、日本代表入りを確実なものとしよう。」

芸能人やスポーツ選手が名前や年齢を変えて、テレビに出る事はこれからも続くでしょう。それはショックですが、神様との契約であれば、仕方ない事でございます。

#落語

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