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  • Shino Nishikawa

落語【神の国の子供】

落語【神の国の子供】

僕の知り合いの女性が、子供を作れない体だったんですよ。嘆いていたんですけど、ある日、神の国から子供が届けられたんです。今日はその話をしようと思います。

妊娠は実際にしないんですけど、神の国で、不思議な実の中に妊娠をしているので、現実社会でも、ちょっとだるくなるそうです。もちろん、親になる心構えがなければ、流産する事もあります。それは、大量の鼻血が出るとか、戻してしまうとか、そういう事で、神の国での流産が分かりますので、ご安心ください。

行為がなくて、どのように子供が神の国で作られているかというと、その後に生まれてくる家族が、菩薩のような黄金の姿になって、お父さんとお母さんのエキスを使って、その子の基本的な性質を作っているそうです。

その後に生まれてくる家族というのは、妹や弟、もしくは、子供ですから‥。

「お兄ちゃんが僕に優しくしてくれるように、優しさ多くしよう。」

「お姉ちゃんよりも私の方が字がうまくなれるように、字のエキスは少なくしよう。」

そういう感情が入り混じって、基本的な性質がつくられていきます。

もちろん、神の国で降ろされる順番が決められる時は、全体的に見て、上の方から降ろされますけど、人間の基本的な性質というのは、下の家族の意思によって作られているんです。


神の国の子供が家に届けられる時は、神様の姿を拝める人もいるかもしれませんが、僕の知り合いの女性の場合は、最初に親が、家の中に赤ちゃんがいるのを発見したそうです。

ちゃんと保険証や母子手帳も持っていて、戸籍にもすでに入っていました。


科学的根拠はありませんが、あちこちで、このような超常現象が起こっているのは、事実なのでございます。

#落語

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