夢の中でナウシカの世界に入ってみた

February 25, 2018

夢の中でナウシカの世界に入ってみた

夢の中で目が覚めると、私は、ラクダのような生き物に乗っていた。

カバンの中に、鏡がある。顔を見ると、男だった。

中東に住む黒人という感じだ。

 

 

腐海では、青い服を着た男が、歩いていた。

映画と同じように、男は、オウムの殻を見て、爆破し、目の部分を取った。

 

私は行くあてが分からず、ラクダチョウが、導く方向へさまよった。

空はとても蒼い。この色を何色といったのだろう。少し緑がかかった、美しい碧空である。

 

突然、コガネムシの巨大バージョンが飛び出したと思うと、オウムがものすごい勢いで走ってきた。

「ナウシカの世界?」

私は放心状態だが、ラクダチョウはものすごい勢いで走る。

 

腐海の森から、ナウシカらしき男が、メーヴェに乗って飛んできた。

「風上へ!」

ラクダチョウは、風上へ走った。

ナウシカは、オウムを鎮めてくれた。

 

「ユパ様!」

ナウシカは、嘘笑顔で走ってくる。

「ユパ様来たんですね!」

「はぁ…。」

「つれないですって。やっと会えたのに。」

「ここは?」

「風の谷の外れです。ここは、ナウシカの世界。」

「そんな。」

ラクダに着けているバッグがもぞもぞ動きだした。

 

「ん?」

珍しい子猫だ。

「カワイイー!ユパ様、こいつ、俺にくださいな。」

「いいですよ。」

「よしっ!じゃ俺、メーヴェで先に、風の谷に行ってます。」

ナウシカは、メーヴェで飛び立った。

「ちょっと待ってください。私、行き方が分からない…。」

すると、ラクダがヒヒーと鳴いた。行き方を知っているのだろう。

 

風の谷の者達は、私をユパ様と呼び、出迎えてくれた。

ナウシカが赤ちゃんを連れてきた。

「ユパ様、今年生まれた、テトウの子です。」

「ユパ様、名付けをお願いします。どうか、アニ様のように健康な人になりますように。」

「ふん、確かにアニ様は健康だ。でも、腐海遊びは困りますわい。」

王族の世話係をしている、ミトウが言った。

他の世話係達も、ゲラゲラ笑っている。

 

夜、ナウシカの父である、ジョシュタス・ベルの部屋に集まり、話をした。

「この世界から、どうやったら出られるか。」

ジョシュタスもミトウも爺様も、現実から来ているようだ。

 

「その者、碧き衣をまといて、金色の野に降り立つべし。」

爺様が言った。

「やはり、ナウシカが。」

みんなが、ナウシカを見つめ、ナウシカはうつむいた。

 

夜、寝ていると、ナウシカが、私を起こした。

「トルメキアの船が来た。」

 

外は、すごい風だ。

「ナウシカ様、えらい事です。」

「蟲が…。カジを切れー!カジを…!!はっ…。」

落ちていく船の中には、可愛らしい白人の王子が乗っている。

 

ナウシカは、全速力で走って行くので、私も後を追った。

「あの子だ。」

私達は、王子を覗き込んだ。

「大丈夫か、しっかりしろ!」

「僕は、ペジテのラステル。積み荷を燃やして…。」

「積み荷?分かった。燃やすからな。」

王子は、息を引き取った。

ナウシカは、王子を抱きしめた。

「かわいそうに。」

ナウシカは、王子をお姫様抱っこして、ミトウの下に戻った。

 

「ナウシカ様…そちらの方は…。」

「たった今、亡くなられた王子だ。」

「ああ…お若いのに。」

 

その頃、外では、蟲が1匹、谷に降りてしまい、大騒ぎになっていた。

「どうします、ユパ様。」

私は、バッグの中に蟲笛があったので、それを鳴らし、投げ、護衛が持ってきたメーヴェに飛び乗った。

蟲は、腐海に帰って行った。

 

「ユパ様、さすがです。」

「いや、とんでもない。」

 

「ユパ様、メーヴェに乗れたんですね。」

ナウシカが来て言った。

「まあ、そうみたいです。」

「おそらく明日、戦闘が起こります。」

「はい。」

風は、不気味なくらいに強い。

 

次の日、ナウシカ、ジョシュタス、私、ミトウは、巨神兵の卵の前にいた。

「巨神兵だ。」

「困ったことになりましたな。」

 

雲が出てきた。谷の者達が死者の埋葬を行っている中、トルメキア軍が襲ってきた。

「ついに来ましたぞ。」

「父上は、ここにいるから安全だ。」

「ん‥?」

「爺様が!!」

ナウシカと私は、城に戻った。

すると、爺様が変わり果てた姿で、亡くなっていた。

ナウシカは、目の色を変え戦ったが、私が止めた。

もう、降参するしかない。

谷は、トルメキア軍に占領された。

 

私とナウシカ、ジョシュタス、ミトウは、ぐるぐる巻きに縛られた。

トルメキアの王子とその執事が、船から降りてきた。

王子は、中東系の小柄な美男子で、執事は黒髪の中東系の男だった。

「諸君、聞きたまえ。今日からこの村を、トルメキア軍が支配する。」

「いいか、ちょっとでも反逆してみろ。すぐに撃ち殺すからな。お前達の国王を殺したように。」

谷の者達は、ざわめいた。

「あの…国王は死んでいません。ここにいます。」

ジョシュタスは手をあげた。

「え…。では、あのじじいは…。」

「あの人は、谷のシャーマンです。」

執事のクロトワはよろめいた。

 

「え‥アンジュクロス様が?」

「アンジュ様をよくも!!」

しかし、爺様が殺されたので、谷の者達はざわめいた。

 

ナウシカと私とミトウ、護衛の日比野と高選手は、捕虜としてトルメキアに連れて行かれることになった。

出発の前の晩、爺様が井戸の水で、腐海の植物を育てていた秘密の部屋に、ミトウが、私とナウシカを案内してくれた。

「爺様がここを?」

「はい。綺麗な水で腐海の植物を育てれば、ショウキを出さないそうなんです。」

「汚れているのは水なんだ‥。」

ナウシカは、涙目だった。

 

出発の時。

「ナウシカ様ー!」

谷の若い女の子達が、ナウシカの下にかけより、ナウシカにチコの実を渡した。「これ、俺に?」

「はい!!ナウシカ様かわいそう…。」

女の子達は、ナウシカに抱きついた。

「こんなに…。大変だっただろ。」

ナウシカは、チコの実の袋をギュッと握り、女の子達を抱きしめた。

 

船の中で、ナウシカはバッグから、子猫のマルを出した。

「連れてきたんだよ。」

「あはは、カワイ~。」

ミトウと私とナウシカが、マルと遊んでいると、船が攻撃された。

 

「えっ。」

攻撃してくる戦闘機は太陽の中に隠れている。

 

「新島だ。」

ナウシカは言い、部屋から出ていった。

「え?」

 

「ああ!」

高選手と日比野は、トルメキアの船との連絡ロープを切っていた。

 

ナウシカは、船の外に出た。

新島総は、攻撃を仕掛けたが、ナウシカの姿が、オリンピックの時のナウシカに見え、「ナウシカ」と言い、戦闘機をひるがえした。その瞬間、撃たれ、新島総は落ちて行った。

新島総は、かつてナウシカと金を競い合った選手で、ナウシカの現実の姿は、体操選手である。

 

「新島ーっ!!」

ナウシカは叫んだ。

 

「ナウシカ様、私達も逃げないと!!」

ミトウは、猫用マスクをつけたマルを、抱っこして言った。

ナウシカは涙をぬぐい、船に乗った。

その時、炎の中から、王子が顔を出したので、ナウシカは、「来い!!」と言い、王子も船に乗せた。

 

私達はガンシップで、高選手と日比野の船を探した。

 

「お~い!お~い!」

高選手と日比野だ。

 

「俺達は、もうダメです。落ちて、蟲に食われます!」

「ナウシカ様も、どうかお元気でぇ~!」

「皆によろしく伝えてくださ~い!」

 

「諦めるな!!荷物を捨てろ!!」

ナウシカは言ったが、高選手は、マスクをとった。

「えっ…!!」

 

高選手は親指を立て、映画のナウシカのように行ってしまった。

 

「高選手ー!!日比野ー!!」

「追いましょう!!」

ミトウが提案し、私達は、後を追った。

 

「早く…マスクを!!」

日比野は、腐海の湖に着くと、高選手にマスクをつけさせた。

 

ガンシップも着水した。

 

「大丈夫ですか?」

私が、トルメキアの王子の手を取り、外に出したが、

「動くな。」

王子はピストルをこちらにむけた。

 

「今は、争っている場合じゃないのに…。」

私は言った。王子の手は、ブルブルと震えている。

 

オウムの群れがこちらに来た。

 

「大丈夫、俺達は攻撃しない。」

高選手は両手を広げ、オウムの前に出た。

高選手は、映画のナウシカのように、金色の触手に包まれてしまった。

 

 

オウム達は、私達を攻撃しなかった。遠くで銃声が聞こえ、オウムは目を赤くして、行ってしまった。

 

「新島だ。」

ナウシカが言った。

「とりあえず、ここから出ましょう。」

ミトウは言い、ナウシカは、ミトウにマルをあずけ、高選手と日比野の船に乗り移った。

「メーヴェは無事か。」

「はい!!」

ナウシカがメーヴェで飛び立った瞬間、私も、メーヴェの下の手すりに捕まった。

 

「1時間して、戻らなかったら、谷に帰れ!!」

「ナウシカ様ー!!!」

ナウシカはマスクをとり、親指を立てた。

 

新島は、絶体絶命だった。

今にも蟲に食われようとする瞬間、ナウシカがつかみ、助けたが、メーヴェに蟲のしっぽに当たり、落下した。

流砂に飲み込まれ、腐海の最深部に落ちた。

 

「ナウシカ。」

新島がナウシカを起こした。

「ありがとう、助けてくれて。ナウシカなら来てくれると思った。」

「新島…。」

ナウシカは一瞬ぼーっとしたが、すぐにしっかりして言った。

「お前、大丈夫か?」

「うん、少しかすったけどね。」

 

私はぼーっと歩いていた。

 

私は、ナウシカに言った。

「マスクがなくても大丈夫だ。やはり、腐海の植物が、地上の汚れた空気を吸い、蟲たちが腐海を守っていたんだ。」

「じゃ、腐海は、地上を綺麗にしてくれていたってことだな。」

私はうなずいた。

 

「メーヴェがあったぞー!!」

新島は走ってきた。

 

「僕は、ペジテにいたんだ。従弟がトルメキア軍に殺害されて攻撃してしまった。」

「あの王子は、新島の…。」

新島はうなずいた。

 

「明日、ペジテに行こう。」

ナウシカが提案し、私達はチコの実を食べ、寝た。

 

メーヴェは一度充電すると、100日間は飛べる、超優れものだった。

重量は、300キロまで大丈夫だ。

私達は、無理にメーヴェに3人乗りした。

私は下の手すりの部分に、ぶらさがった。

 

ペジテは壊滅状態で、蟲が沢山死んでいる。

「新島、これはどうゆうことだ?」

新島はうつむいた。

 

「おやおや、総。生きて帰れたか。」

「市長。」

「ほほう、友人も一緒かね。」

「はい、風の谷のナウシカと、ユパ・ミラルダです。」

市長の後ろの者達が、こそこそと話した。

 

「ペジテで、何があったんですか?」

ナウシカが聞いた。

「ペジテは、トルメキア軍に支配されていてね。私は、ペジテ市民を夜の間に避難させ、蟲にトルメキア軍を襲わせたのさ。蟲の幼虫を使えば簡単だった。」

「そんな‥。酷いことを。」

「私の妻も娘も、トルメキア軍に殺された。トルメキアを滅ぼすためなら、何だってする。今、風の谷にトルメキアの1軍がいる。今夜、蟲に風の谷を襲わせる予定だ。」

「なに!!」

ナウシカは市長に飛び掛かったが、ナウシカと私は、後ろの2人に捕まってしまった。

新島はうつむいている。

「新島!!そっちの味方なのか!!」

新島は、市長の家族が殺された惨状を見ていたので、市長の味方だった。

 

ナウシカと私は、ペジテの船に乗せられ、風の谷に人質として、連れて行かれることになった。

 

その頃、巨神兵は着実に育っていた。

「クロトワ。もしもの時は、こいつを使う。」

「ですねぇ!でも、こいつを使うには、ちと早いと思います。」

 

王子は外に出て、谷を歩いた。

すると、風の谷のお爺さんが話しかけた。

「お前さん、綺麗な顔をしとるねぇ。」

王子はお爺さんを見た。

「でも、心がちょっと冷たい。‥あなたの国の人は、平和に暮らしたいだけなのに。」

王子は、顔をそむけた。

 

王子は、腐海に侵食される世界の中で、トルメキアを大きくすることが、民が生き残る術だと考えていた。

 

風の谷では、腐海の胞子が見つかった。

谷の者は暴動を起こし、昔の宇宙ロケットに避難した。

 

「ジョシュタス様、今宵何か起こりますぞ。」

「ああ、そうだな。もう我々は、ナウシカに命をたくすしかない。」

谷の者達は泣いた。

 

 

ペジテの船の中で、私達の所に、男2名が来て、身代わりになると言った。

メーヴェに乗ろうとしていると、トルメキアの戦闘機が船を攻めた。

 

そして、私達の動きに気づいたペジテの者が追いかけてきたが、新島が止めた。そして、新島は足でメーヴェを蹴り、私達は外に出た。

 

ミトウと高選手と日比野が乗ったガンシップが、トルメキアの戦闘機を爆破した。

 

しばらく飛ぶと、ペジテの飛行がめを発見した。

オウムの幼虫にトゲをさし、風の谷に運んでいたのだ。

何千という、真っ赤な目をしたオウムが追って来ている。

 

ナウシカは赤いトップスと白のズボン、私は黒のロングカーディガンと黒のズボンを着ている。

雨が降ってきた。

その雨は、汚染雨で、ナウシカの赤いトップスは、クリーム色っぽくなり、逆にズボンは赤くなった。私の黒い服は、青色になった。

 

飛行がめを運転していたのは、ミンクとアーティだ。

 

ミンクもアーティも、ナウシカの体操仲間である。ミンクは、ナウシカを兄のように慕っていた。

 

ナウシカは、メーヴェの上で両手を広げた。

飛行がめは攻撃し、ナウシカは、腕と足を撃たれたが、ミンクがナウシカだと気づき、攻撃を止めた。

「お兄ちゃん!!」

 

飛行がめは、オウムを下した。

ナウシカは上着を脱ぎ、撃たれた腕に巻いた。

オウムの幼虫は、汚染湖を渡ろうとしたので、ナウシカが上半身裸のまま止めた。

私も止めるのを手伝った。

私のロングカーディガンやズボンは、真っ青に染まった。

 

「お兄ちゃん、ごめんなさい!!」

ミンクは、ナウシカに謝った。

「俺達を乗せて、オウムの群れまで運べ!!」

アーティもうなずき、私とナウシカとオウムの幼虫は、飛行がめにぶら下がり、オウムの群れまで運ばれた。

 

「王子、やはりまだ、早いんじゃないですかねぇ。」

「今使わずに、いつ使うのだ。」

トルメキアの軍は、未発達な巨神兵を無理に連れ出してきていた。

「焼き払え!!」

巨神兵は2.3発、発射したが、溶け出してしまった。

 

ナウシカと私とオウムの幼虫は、オウムの群れの前に落とされた。

私は幼虫に寄り添っていたが、ナウシカは突き飛ばされ、宙を舞った。

 

「ナウシカ!!」

しかし、次の瞬間、オウムは静まった。

ナウシカが命をかけたことと、蟲達を愛していたことが伝わったのだ。

 

ナウシカは、金の触手で上に運ばれていく。私もそれに乗った。

ナウシカは瀕死状態だったが、体がかなり痛んでいたので、ブルーのロングカーディガンを着せた。

すると、オウムの金の触手がナウシカの傷元に触れ、ナウシカの傷を癒した。

 

ナウシカは立ち上がった。

 

ジョシュタスは言った。

「その者、碧き衣をまといて、金色の野に降り立つべし。」

 

みんなの意識は遠のいた。

 

「ナウシカ。」

ナウシカが目を開けると、新島達が覗き込んでいる。

練習中、落ちて、気を失っていたのだ。

 

爺様も、シンガポールで元気に散歩していた。

 

私は、ビルに映る自分の姿を確認した。

中東系の女が映っているので、安心し、また歩きだした。   

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