多久さんの事件簿【ついに平成も最後編】25

April 27, 2019

多久さんの事件簿【平成もついに最後編】25

「泣けるね。」

多久が言った。今日は、マージン、伸、マロ、リンチル、大ちゃん、ノリが集まっている。

「そうだな。」

伸が言った。

 

大ちゃんが言った。

「良い機会ですし、平成に起こった事件について、話し合いましょう。」

「そうだね。」

 

「いろいろあったと思うけど、まずは、阪神淡路大震災だな。」

伸が言った。

「はい。あれは、どうして起こったんでしょう?」

「分からない。でも、1995117なんて、恐くないか?」

「いいなはないよねー。」

リンチルも言った。

 

「原因はなんだろう?」

マロが言った。

「霊界業者の仕業ですよね。」

多久が言った。

 

「霊界業者?」

「はい。ついに令和時代に突入するので、僕の方から、霊界について、知っていることを教えていこうと思います。」

「お前、霊界について知ってんのか?」

「はい。」

「うそでしょぉ。」

ノリが言った。

 

大ちゃんが言った。

「僕の勝手な考えなんですが、阪神淡路大震災の原因は、多分、子供の人身売買だと思います。」

「でも、それのどこが、117なの?」

ノリが聞いた。

「それは謎ですね。」

 

「この事件は迷宮入りだね。」

多久は、高そうなノートにメモをした。

「それは何?」

伸が聞いた。

「これは、後で、僕が、霊界の方に提出するノートです。」

「ええ、そんな物が?!」

「おい、お前、大丈夫かよぉ‥。」

みんな、後退りした。

 

「俺の方からいいですか?」

マージンが手をあげた。

「はい。」

「平成では、オウム真理教事件がありました。」

「ああ~。」

 

「麻原は、本当に、霊能力があったけど、使い方を間違えたんだと思います。」

マージンが言った。

「でも、麻原は、本当に霊界から来た神様だったんじゃないですか?」

大ちゃんが言った。

「神様?」

 

「はい。僕、地下鉄サリン事件の前に、地下鉄でもっと悪い事が行われていたと思いますよ。」

「もっと悪い事って何?」

「極楽行き電車です。」

大ちゃんが言い、多久がすかさず、ノートにメモをした。

「ああ、何日の何時何分の電車にはねられれば、極楽に行けるっていうような物かな?」

ノリが聞いた。

「うん。」

「それはヤバいでしょ。」

リンチルが言った。

「福知山線脱線事故も、同じような感じだろうね。」

ノリが言った。

 

大ちゃんが言った。

「ちなみに、オウムに殺された弁護士一家だって、裁判長の頭を見て、食事をしていたと思いますよ。」

「ええ?」

「はい。僕がここで今、語れないくらい、恐ろしい事をしていたんです。」

大ちゃんが言い、みんな黙った。

多久がまた、ノートに書き、大ちゃんにノートを渡した。

「ここに描いて。」

「分かりました。」

 

「じゃあ、世田谷一家殺害事件も同じだね?」

伸が言った。

「もしかしたら、娘の友達を食べていたんじゃない?」

ノリが言った。

「そっか。」

伸はうつむき、多久が大ちゃんからノートを奪い、また何か書いた。

 

リンチルが言った。

「俺は、池田小学校殺人事件が、怖かったよ。」

「ああ、そんな事もあったな。」

マロが言った。

「でも、あれは、秋葉原無差別殺傷事件とは違って、霊界業者の仕業な気がします。」

多久が言った。

「理由がわかりませんが‥。」

 

「未解決。」

多久が、ノートに書きこんだ。

「いや、秋葉原無差別殺傷事件だってなぁ、霊界業者の仕業だぞ。」

マロが言い、多久はマロを見た。

多久はノートに書き込んだ。

 

「911は?」

ノリが言った。

「まるで映画みたいに、ビルに飛行機が突っ込んで、怖かったよ。」

伸が言った。

「911も、きっと霊界業者の仕業ですよね?」

大ちゃんが聞いた。

「うん、理由は分からないけどね。」

ノリが言った。

「未解決。」

多久がノートに書いた。

「ほぼ、未解決なんだね。」

マージンが言い、多久がうなずいた。

 

「いや、理由が分かる。」

リンチルが言った。

「え?」

 

「多分、日を決めて、指名された人が、窓から首吊りをしていたんだよ。」

「そんな事が?」

「うん。それだけじゃないとは思うけどね。」

「怖いですね。」

大ちゃんが言った。

 

「311も、あったよねぇ。」

マージンが言った。

「あれは、最初は、子供殺しだと思っていたけど、それだけじゃなくて、首狩りの儀式があったんだよ。」

伸が言った。

多久は伸を見て、ノートに書いた。

「多分、160年分くらいを流す必要があったんじゃないかな?」

伸が言った。

「怖いね。」

「そこに住んでいる人、ヤバくない?」

「啓示があった人達だから、大丈夫ですよ。」

大ちゃんがニヤニヤして言った。

「まあ、それだけじゃないだろうけどね。」

ノリが言った。

 

「スマトラ島沖地震もあったじゃん。」

マロが言った。

「多分、街で一番綺麗な女性の首狩りが行われていたんだよ。」

伸が言い、多久が伸を見て、ノートに何か書いた。

「綺麗な人だけじゃなかったとは思うよ。」

リンチルが言った。

 

「熊本地震も同じ感じか?」

マロが聞いた。

「うん、熊本城での首狩り儀式だよ。でも、首狩りだけじゃなくて、火も使われただろうな。」

伸が言った。

多久がノートに書いた。

 

「2016年の相模原障害者施設殺傷事件。」

マージンが言った。

「あれも、霊界業者の仕業だろうね。」

ノリが言った。

「こわいね~。どうしてだろう?」

リンチルが聞いた。

「俺も理由はわからない。」

伸が言い、「未解決。」多久がノートに書いた。

 

「まあ、いろいろとあったよなぁ‥。」

マロが言った。

 

「フランスのサラ選手のことはどうですか?」

大ちゃんが聞いた。

「分からないけど、運転手が黒人の精霊で、落ちる前に、精霊が集まって、サラ選手を見たんだよ。精霊って、まるでCGみたいに見えるんだ。」

伸が言った。

「元恋人は亡くなっていたそうです。でも、原因は不明ですね。」

多久が言った。

 

「この30年で、100人以上が亡くなった飛行機事故も62件以上、世界で起きています。」

大ちゃんが言った。

「そうだったんだ。」

ノリが言った。

「はい。」

 

「霊界へは、飛行機で行く場合が多いから、その真似事なのかな?」

伸が言った。

「そうなの?」

「でも、寿命を全うしないと、霊界には入れないから。」

伸が言った。

「へえ、そうだったんだ。」

 

「だけど、何かあるよね。」

ノリが言った。

「理由はよく分からない。」

マージンが言った。

「未解決。」

多久がノートに書いた。

 

「台風災害もたくさんあっただろ?あれにも、意味があるんだろうな。」

マロが言った。

「わからない。」

 

「未解決。」

多久がノートに書いた。

 

「ほぼ、未解決だね。」

リンチルが言った。

 

平成の事件簿は、ほぼ、未解決である。

しかし、令和が始まる時点で、霊界の謎がほぼ完璧に解けている事は、本当に良かった。

 

これから、みんなに教えていこう。

でも、事件を解決できるのは、人間だけなのだ。

霊能力者でも、全ては知らない。

 

多久は涙をぬぐい、前を向いた。

 

 

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