コント『ラッパーのニーナ』

November 8, 2019

コント『ラッパーのニーナ』

「こんにちは、ラッパーをやっています。ニーナです。

ようやく、今年でデビュー4年だけど、みんな、うちとフィートしたがる。

でも、うちが、そのアーティストの会社に行くと、みんな、きもいきもいって言ってくる。

うちはうんざりしてる。本当はフィートは面倒くさい。

スキじゃない歌に、ラップを書かないといけない。

うちが、超お気に入りのラップを書いて持って行くと、みんな超うけるって大笑いしてくる。

ある日、フィートをする事になった、男のアーティストに、

『ごめん、この歌詞はスキじゃない。』と言われたの。

だから、うち、落ち込んで、次の日、とうとう起きられなかった。

ママが、部屋まで食事を持ってきてくれて‥。ああっ‥。今はこんな話したくない。

 

そのラップが超お気に入りだったから、それを自分のシングル曲として、出す事にした。すると、たちまちヒット曲の仲間入り。うちは本当に嬉しかった。これで、ばん回できたと思った。でも、1カ月後。あの時、そのラップを断った、男のアーティストが亡くなったの。

うちは辛くて辛くて、ずっと泣いていた。すると、スタッフから電話が来て、お葬式にうちの写真を飾りたいって言ってきたの。うちはまだ死んでないのに。

でも、よく話を聞いてみると、メモリアル動画を作るためだった。

残念ながら、うちは、彼との写真を持っていなかった。

だからうちは、自分の頬に、星のシールをつけた写真を提出したの。

うちにとっては、星は涙の意味だった。でも、スタッフは、その写真を飾らないって言ってきたの。

『自分はスターだと見せつけているのか?』と、うちは怒られた。

でも、うちを断るのは不吉の予兆よ。

みんな、それがわからない。それでもうちはあきらめない。

よく‥学校の放課後、机を叩いてビートを刻んでは、ラップを書いてたわ。

今でもあの頃を思い出す。」

 

ニーナはラップを歌い出した。

 

 

 

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